なぜ あの人は、昇進した途端
ダメになった?
半世紀読み継がれてきた伝説の名著!
衝撃的な帯の見出しで読みましたが、半世紀も読み継がれている名著とは恥ずかしながら知りませんでした。。。。
この本を読んで思ったのは、
「まさに その通りかも・・・。いや、その通りです!ピーター博士!!」
だったんです。
だからこそ、今現在 サラリーマンや公務員として、職業人として組織の一員である方、またその組織のトップ、社長、取締役、幹部等をされている方には是非読んでほしい不変の法則が書かれています。
→この本を読むメリット
何の準備もせず、ただひたすらに仕事を頑張って昇進すると、必ずといって良いほど心身共に疲れて健康を損なう。そのダメージを最小限に食い止めることができる。
会社のトップや参謀として活躍されている方にとっては、組織で活躍できていない人、パフォーマンスが悪い人の扱い方がわかる。
→ピーターの法則とは?
階層社会では、全ての人は昇進を重ね、
おのおの無能レベルに到達する。
やがて、あらゆるポストは、職責を果たせない無能な人間によって占められる。
仕事は、まだ無能レベルに達していない者によって行われている。
(ピーターの必然)
→どうこの本を活用する?
ピーターの特効薬を使う
→ピーターの特効薬とは?
人類が進化の階層で完璧な無能に陥ることを防ぐ方法。
その方法には、
予防薬、痛み止め、気休め薬、処方箋
の4種類ある。
著者は1919年、カナダ生まれ。教育学博士。南カリフォルニア大学教授。同大学で規模教育研究所ディレクター、情報障害児支援プログラムコーディネーターを歴任。
教師、スクールカウンセラー、刑務官指導員、コンサルタント、大学教授などの幅広い経験から、「階層社会学」を提起。著書多数。1990年没。
この本には、以下のような事が書かれています。
・世界には無能がはびこっている
・ピーターの法則に支配される社会
・ついに例外は発見されなかった
・能力によらない昇進
・がむしゃらな昇進の追及
・服従する者と指導する者
・政治家と役人はなぜ無能なのか?
・無能を発見した人々
・なぜ人は無能へと突き進むのか?
・無能が無能を生む
・あなたの病気の本当の原因は?
・無能ゆえの奇妙な行動
・無能レベルでの健康と幸福
・創造的無能のすすめ
・ピーターの法則が世界を救う
どれもこれも気になる内容ですが、その中で特に面白く興味深いのが、
ピーター博士が付けた名前です。
「無能」
能力を超えて昇進させられてしまった者が陥る状態。
もはや期待されていることは何もできない。
「親の七光り人事」
自分の息子をいきなり管理職に登用すること。往々にして仰々しい肩書きが与えられる。
「階層的厄介払い」
スーパー無能な人だけでなく、スーパー有能な人をクビにすること。
「わき道スペシャル」
無能に達した人がとる「すりかえの術」の1つ。
彼らいわく、「どうでもいいことを頑張れば、大事なことは、だれかがやってくれる」
「創造的無能」
望まない昇進を断るための「偽装無能」。
自分が有能にこなせる仕事を楽しく続けるための切り札。
「強制上座送り」
無能レベルに達した人間を一見上位のポストに異動させる「疑似昇進」の1つ。
「水平異動」
無能レベルに達した人間に新しい肩書きを与えて昇進したかごとく装うこと。
「服従」
階層社会において、リーダーになるために必要とされる姿勢。
この本は、特に日本の階層社会で起こっていることを見事に明文化していると思います。私も今後本当に今のままがむしゃらに頑張って大丈夫か!?昇進した先で自分は有能な社員として働けるのか!?そのためにはわたしは今何をするべきか!?
たくさんの刺激と課題を与えてくれました。
以前ご紹介させていただいた ひろゆき さんの「1%の努力」にもあるように、
人生の目的は、「幸せの総量を増やすこと」とするなら、今この本に出会って
本当に良かったと思いました♪♪
役職や階層がある場所で戦っておられる方には、ぜひ読んでいただきたいです。
必ず役立つと思います!おススメです!!
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