ビジネス書 自己啓発本 「本当に役立つ本」 紹介 !

年間100冊以上好きで読んでいますので、アウトプットしようと決意。できるだけ質のいい、活かせる情報を。

ビジネス書以外でも仕事に役立つ本が読みたい ➡ ビジネス書の著者のおススメが良い ➡ 「数学する身体」 森田 真生

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「投資」という名の「逃避」

 

数学する身体(新潮文庫)

 

↑↑ この言葉↑↑ 先日わたしのお気に入り著者の中の一人、
#浅田すぐる さんがYouTubeで仰っていた言葉

 

確かに!!(≧◇≦)

 

グサッ( ゚Д゚) とわたしの心を貫きました。

 

ビジネス書や自己啓発書を仕事で役立たせるため
日々読んでいるのですが、やっぱり少し疲れるときがきます。。。

 

そんな時は、
全く違うジャンルの本を読んで「逃避」したら良い。

その「逃避」「投資」になるようにすれば良い。

 

とても私にはピンときたので、実践しました!

 

確かに受験生時代、数学で疲れたら英語の勉強に切り替える。

英語の勉強に疲れたら物理に切り替えるとかしていたなーと思い出しました(*^^)

 

 

で、今回読んだのは「バカの壁」や「死の壁」(最近は「ヒトの壁」が出版されました!)で超有名養老孟子さんがYouTubeで「期待できる若い人」として紹介されていた中の一人、#森田真生 さんの本を読んでみました。

 

バカの壁(新潮新書)

死の壁(新潮新書) 「壁」シリーズ

ヒトの壁(新潮新書) 「壁」シリーズ

 

数学する身体 森田真生 岡繁 チューリング

数学する身体(新潮文庫)

 

この本は、著者曰く

「数学とは何か、数学にとって身体(しんたい)とは何かを、ゼロから考え直していく旅である。

その旅の道中、数学について、あるいは数学をする人間について、新しい発見や気づきを得る喜びを、一つでも分かち合うことができればと思っている」

と「はじめに」で綴っている。

 

もう これが本当に新しい発見や学び、気づきが得られて、一気に読みこんでしまいました(#^.^#)

元々理系女子(りけじょ)だったのですが、数学はあまり得意でなかったのですが、全くもって問題なく読み進めることができ、味わることができました。「数学の知識ゼロでも全く問題無い」とも著者は「はじめに」書いています。

 

この本は、こういう方に役立つと思います!

 

・何かに没頭してもすぐに飽きてしまって長続きしない方

・直感やインスピレーションを起こす人の人生、ドラマに興味がある方

・そういう考え方もあるのか!と示唆に富んだ本を読みたい方

・(わたしみたいに歴史が苦手で、、、)
 好きな歴史上な人物は?と聞かれてもパッと挙げられる人物がいない方

・天才数学者ってどんな人か興味がある方

・「数学の歴史」や「コンピューターやスマートフォンのベースになったもの」に興味がある方

・これから有名になりそうなお気に入りの作家を探している方

 

 

著者は、1985年東京生まれ。独立研究者。

東京大学理学部数学科を卒業後、独立。現在は京都に拠点を構えて研究を続けるかたわら、国内外で「数学の演奏会」「大人のための数学講座」「数学ブックトーク」などのライブ活動を行っている。

2015年、初の著書「数学する身体」で、小林秀雄賞を最年少で受賞。

他の著書に「数学の贈り物」、編著に岡潔著「数学する人生」がある。

 

ja.wikipedia.org

数学の贈り物

数学する人生

 

 

以下、私がおもいっきり味わった文の中から、特に心に響いた分をアウトプットしたいと思います!

 

「仕事」や「人生」の教訓として、思わずお気に入りの手帳にメモしたい文が盛りだくさんでした。

 

ストーリーも面白く、特に登場する2人の天才数学者の異なる思想や性格、人生などを深掘りながら語る著者の説明や体験談も本当に学びになりました♪♪

 

・人は何かを知ろうとするとき、必ず知ろうとすることに先立って、すでに何かを知ってしまっている。一切の知識もなんら思い込み無しに人は世界と向き合うことはできない。

 

 

・何かを知ろうとする時には、まず「自分は何を知ってしまっているだろうか」と自問すること。

 

 

・設計者のいないボトムアップの進化の過程では、使えるものはなんでも使われる

結果として、リソースは身体や環境に散らばり、ノイズとの区別は曖昧になる。

 

 

・脳が決定的に重要であることはもちろんだとしても、仕事の大部分を身体や環境が担っている場合も少なくない。

 

 

周囲の環境と対立し、それを克服すべきものとして捉えるのではなく、むしろ環境を問題解決のためのリソースとして積極的に行為の中に組み込んでいく

 

 

一歩引いた視点からその問題の性質そのものについて研究すること。

 

これは、以前ご紹介させて頂いた「最前線のリーダーシップ」にも通じます!

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・1941年に「人口知能」に関する論文を世界で初めて書いたチューリングは、

いかなる難問を前にしても、常に「解ける」方に賭けて挑戦し続けた

不安の中に、すなわち「間違う可能性の中」にこそ「心」があると、チューリングは誰よりも深く知り抜いていたから。

 

 

ちょっと休憩・・・著者の逸話

「数学とは何か、数学にとって身体とは何か」を問う著者の原点は、岡 潔 という数学者との出会いがあった。「日本のこころ」という本に巡り合い、文系の学部にいて、数学に夢中になった。

 

数学する身体(新潮文庫)

 

・岡潔によれば、数学の中心にあるのは「情緒」

「情緒」は「情」の「緒(いとぐち)」と書く。「私(ego)」に固着した「心(mind)」とは違い、情は自在に自他の壁をすり抜けていく

 

 

〇〇に「真実」というものがあるとすれば、それは正しい理論を身に付けることでも、戦術をたくさん覚えることでもなく、ただ〇〇という「行為」に没入しきって「体得」するほかないもの

生命を集注して〇〇の「流れ」になりきること。

 

 

・それまでわからなかったことをわかるためには、数学者は計算をしたり証明したりする。しかし、「わかった」という心の状態を生み出す方法は、計算や照明だけではない。

岡潔が第三の発見で経験したのは「自己の深い変容」により、数学的風景の相豹(そうぼう:姿かたち)がガラリと変わり、結果としてそれ以前にはわからなかったことがわかるようになる。

 

自己変容と言えば、以前ご紹介させていただいた「U理論」に通じます!

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「インスピレーション型の発見」とは違い、上から着想が降りてくるというより、下から地道に積み上げていくうちに視界が開けるような分かり方(情操型)であった。

 

↑これも「U理論」の「プレゼンシング」に通じます。

 

 

過去を悔いたり、未来を憂いたり、人と比べて自分を見たり、時間や空間、あるいは自他の区別にこだわっていては、それが意識の流れをせき止める障害となる。

 

 

・20世紀の数学は、数学を救おう、よりよくしようという思いの帰結とは言え、行き過ぎた形式化と抽象化のために、実感と直観の世界から乖離していく傾向があった。

そうした中で岡潔は「情緒」を中心とする数学を理想として描いた。

 

数学を身体から切り離し、客観化された対象を分析的に「理解」しようとするのではなく、数学と心を通わせ合って、それを一つになって「わかろう」とした。

 

 

 

これは、「問いのデザイン」や「問いかけの作法」に出てくる「創造体対話、や「はじめての哲学的思考」に出てくる「共通了解志向型対話」に通じます!

 

はじめての哲学的思考 (ちくまプリマー新書)

 

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「なりきる」ことが肝心である。

これこそ、岡潔が道元や芭蕉から継承した「方法」だからだ。

芭蕉が「松のことは松に習え」と言い、「習う」というのは「物に入る」ことだ。

 

 

 

自分がそのものになる。

りきっているときは「無心」である。ところがふと「有心」に還る。その瞬間、さっきまで自分がなりきっていたそのものが、よくわかる。「有心」のままではわからないが、「無心」のままでもわからない。

「無心」から「有心」に還る、その瞬間に「わかる」

 

 

 

・どれも通い合う情によって「わかる」のだ。ところが現代社会はことさら「自我」を全面に押し出して「理解(理:ことわり で 解る)」ということばかり考える。

自他通い合う情を分離し、「私(ego)」に閉じた「心(mind)」が、さも心の全てであるかのように信じている。

情の融通が断ち切られ、わかるはずのことも わからなくなった。

 

 

「生きる喜び」も本当は、周囲や自然や環境から与えられるものであって、自力で作り出せるものではない

 

 

 

・チューリングが「心を作る」ことによって心を理解しようとした

とすれば

岡は「心になる」ことによって心をわかろうとした。

 

それを作ってそれを理解するか、それになることによって、それを理解するのか。

 

 

・チューリングが数学を「道具」として心の探求に向かったとすれば、岡にとって数学は、心の世界の奥深くへと分け入る「行為」そのものであった。

 

 

(#^.^#) ほんの一握りの箇所ですが、本当に示唆の多い、気づきが多い本でした。仕事や人生で応用できる(転用できる)考え方や生き方、非常に良い本と巡り合いました!

 

2人の天才数学者の思考や歴史を通じて、人の心の謎に迫っていく旅に連れて行ってくれる本です。しかも著者がツアーガイド役として横にいてくれます♪♪

 

この旅はわたしにとって、斬新で衝撃的で、二人の数学者の生き様からたくさんの一生もの をもらうことができました(≧◇≦)

超おススメです!!

 

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参考本

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