ビジネス書 自己啓発本 「本当に役立つ本」 紹介 !

年間300冊以上好きで読んでいますので、アウトプットしようと決意。できるだけ質のいい、活かせる情報を。

selfish トマス・J・レナード

 



「信じられないくらい

セルフィッシュ(我がまま)になれ!」

 

「本当の自分」を出さないと、そこには何もなく、人を惹きつけることはできない。
人が何かをするときの最優先の目的は、

   自分の心の平穏を保つことである。

これを置いて他にはない。

 

なんて気になるタイトル!と思い、早速購入して読んでみました。
これは当たりでした。一生近くの本棚に置いておきたい自己啓発書の1つになりました。

selfish セルフィッシュ

この本はあらゆる人に役立つ本だと思いますが、特に

・大切なものがなにかわからなくなってきている人

・仕事やプライベートでもっと成長したいと思っている人

・普段、会社や家庭で我慢ばかりしている人

・正当な評価を受けることができず、昇進もできない人

・お金回りがよくない人

・自分の欠点が気になり、自分に魅力を感じない人

・とにかく余裕がない人

・人間関係がうまく築けない人

・ストレスがたまって、しんどい人

そして、「幸せになりたい人」

 

 

著者は、パーソナル・コーチングの父。
世界で初めてパーソナル・コーチングの取り組みを始めた1982年ころから、数えきれないくらい多くの個人や企業のクライアントを最高の状態へ導いてきた。
92年にコーチ大学を創設、98年にはTele Class.comを設立するなど、オンラインでの活動も意欲的に行い、世界30か国で何千人ものパーソナル・コーチを輩出。

本書は、著者が考案した「28の魅力の法則」を余すことなく紹介していて、仕事とプライベートで自分を成長させるシステムの決定版として、現在も読み継がれるロングセラー。まさにコーチング界の神的な存在。

 

著者は言います。
プライベートと仕事の両方で成功したいと思うなら、
この「セルフィッシュ(=我がままでいること)」つまり「自分本位」という言葉に対する新しい見方を身につけなくてはならない

 

著者が考案した「28の魅力の法則」というものがあり、その法則1つ1つが非常に深い。その深い法則に対して、コーチングの父である著者がその法則を身に付けるための方法を教えてくれます。


1つの法則に対して身に付ける方法を10個
わかりやすく説明してくれています。


自分の気に入った法則だけを実行に移すのも良し、いくつかの自分に必要な法則のなかで、いくつかの方法だけを試すだけでも良し。
周りの人から頭一つ考え方が変わることを実感しました。

 

また本書には、自己診断するチェック表が随所に入れられており、自分の今のコミュニケーションスキルや人間関係、健康状態、周りの環境、影響力、ポジティブさなど、様々なスキルや性格、そして状態がわかるようになっています。

そしてその今の状態からどこを修正していけば、よりよい人生になるか、より成功するようになるか、それらがわかるような本になっています。

 

その診断テストやチェックを行ってみて、まずは現時点での自分を知ることがスタートなんですね。そして自分に足りないところがわかる。

 

で、その足りないところは、どのように身に付けていけばいいか?
その方法や法則が書かれている本です。読めば読むほどパーソナル・コーチングの凄さとこの本の凄さに感動しました。

 

ポイントとして、

法則1
「信じられないくらい
    セルフィッシュになれ!」

 

 

信じられないくらい
セルフィッシュになるための10の方法

 

 

方法
①今の時代、セルフィッシュ(我がまま)になるのは悪いことではないと心得る

 

はるか昔、人間は集団生活をしていた。食べ物を集めるのも、動物を捕まえるのも。
自分のことしか考えない過度に自分本位な者は、群れにとってはNGな存在であった。

 

しかし、農耕が始まると少し状況は変わり、やがて街ができるとさらにその変化が進んだ。文明が高度化すると専門家になる者が現れる。専門家が皆の役に立とうと思うと、必然的に狩りや農作業から解放される必要があった。こうして専門家たちは自分のやりたいことを追求することができた。

 

こう考えていくと、
現代はセルフィッシュになることが
        許されている時代である。

 

人類全体としても高いレベルへ進化しようと思うと、
セルフィッシュになることがむしろ必要になってくる。

 

セルフィッシュになることは、
長期的には自分の大切な人たちのためになるものだ

ということを心に留める。

 

 

②自分の望みを自覚して、
       きちんと口に出す

 

自分がどんな人間で、何を求めているかを明確に伝えると、それを聞いた相手は安心する。

自分が欲しいものを自分ではっきりといえる人は魅力的なのだ。そしてその分、欲しいものが手に入る確率もぐっと上がる。

 

③セルフィッシュになることで、
 他人を気にかける”ゆとり”が生まれる

 

セルフィッシュになれば、自分が無理をしない範囲で気持ちよく他の人を助けられる基盤ができる。

 

まずは自分のコップを満たすことに専念する。

 

 

④「セルフィッシュになることは
      ネガティブなこと」
      というイメージを取り払う

 

自己中心的とは、自分のことしか考えておらず、世界は自分中心に回っていると思うことだ。無神経とは、心配りが欠けており、やはり他人のことを全く考えていないことをいう。

 

思い切りセルフィッシュになりながらも、自己中心的にも無神経にもならずにいることは、実際には可能である。

 

 

⑤ノーと言いたければノーと言う

セルフィッシュになるには、筋肉を鍛えるのと同じように、トレーニングが必要だ。
最も手を付けやすい方法は、ノーを言えるようになることである。

 

子供の頃には自然にしていたことを、大人になってから改めてやってみる。そこから得るものは意外と多い。

 

⑥セルフィッシュになれば、
 才能を伸ばすスペースが生まれる

 

才能を伸ばすには、栄養になるものが必要だ。栄養がなければ満開の花は咲かない。自分自身のためにセルフィッシュになれと言われても気が引けるという人がいたら、

自分の才能のためにセルフィッシュになる、
と考えてみよう。

誰しもが持つ、天から与えられた特別な才能。これを活かせる状況を作ることが、セルフィッシュになるということだ。

 

自分を大事に扱うことで、自分を活かす
というのも、協力な成功戦略なのだ。

 

 

⑦⑧⑨⑩と続く。本当はもっと盛沢山(もりだくさん)の説明が書かれています。

「28個の魅力の法則」に対して、それぞれ10の方法が書かれているので約530ページもある本です。だからこそ、一気に読むのも良いですが、毎日少しずつ読んで、1つずつ気に入ったもの、自分に欲しいと思うものを実践していくのが良いと思います。

 

 

 

 

法則2

「未来というコンセプトを捨てる」

一番価値があるのは、未来ではなく現在だ。
未来の幸せのために無理をして建てた家は、現在にとっては牢獄でしかない。
                     オクタビオ・パス(詩人)

 

人が本当に輝いているのは、未来においてではなく、
「現在」「この瞬間」である。

 

 

今この瞬間に生きるからこそ、人は最も魅力的に輝くのだ。未来のためにがむしゃらに頑張ったり、過去をどうにかしようとしたりするのではなく、心地よく、穏やかな気持ちで、今この瞬間に集中すること。

 

→未来のことにとらわれないための10の方法

 

 

方法

①魅力的なゴールを諦(あきら)める

 

現在よりも未来のほうがずっとわくわくすると感じるときは、ゴールという目的地のほうがプロセスという旅路よりも自分の中では重要になってしまっている。

人生における本当のギフトは現在にあるのに、だんだんそれに気づかなくなってしまうのだ。

 

 

 

②目の前の時間を味わい尽くす

 

人生がうまくいっていないとき、多くの人がより良い未来に向けて何か目標を設定してしまう。

それ自体悪くはない

しかし、そのエネルギーを、目の前のことに集中させてみてはどうだろう。

 

素晴らしい未来を「頑張って手に入れようとする」のではなく、現在を完璧にすることで、「自然に引き寄せる」のだ。

 

つまり、現在という与えられた時間を精一杯大切にして生きていると、苦労せずともより良い未来のほうが勝手に近付いてきてくれるということだ。

 

大事なことは、全て現在が教えてくれる。
まだ見ぬ未来に惑わされてはいけないのだ。

 

 

 

③「良い人」になろうとしない

 

良い人になろうとするあまり、人間らしさを失ってしまった人をたくさん見てきた。

 

欠点はあらゆることを教えてくれる。失敗は何事にも代えがたい経験だし、弱みはほとんどが強みの裏返しだ。

 

だから、今の自分ではダメだ、進歩しなくては、なんて思わなくていい。
自分に愛情を持って向き合おう。
ありのままの自分を100%受け入れるのだ。

 

より良い未来を引き寄せるには、進歩ではなく進化することだ

小さな一歩一歩でどうにかしようとするのをやめれば、大きく飛躍できる
まずは頭と心を広くオープンにして、自分とたくさん対話すること。
そこからだんだんと道は開ける。あとはそれを継続して、進化していくのみだ。

 

 

 

 

 いっきに飛んで・・・

法則17

「自分の最大の弱点を肯定する」

 

自分を恥ずかしく思ったり、責めたりする気持ちを取り除くフィルターを通して自分の弱点を見る。すると、いわゆる弱点だと思っていた部分が、自分を進化させる可能性を広げる扉に見えてくる。

 

自分の一番の弱点を愛し、
     受け入れる方法を見つけること。

そして、欠点を改善しようとは思わないことである。この法則の「10の方法」を実践していけば、これまでずっと自分で変えたい、消したいと思っていた自分の弱い側面に対して肯定的な見方ができるようになるだろう。

 

→自分の最大の弱点を肯定するための10の方法

 

方法
①最大の弱点が教えてくれる
 自分の素晴らしい部分に気づく

自分にとって悩みの種になっている欠点を1つ選んでみる。それをとことん掘り下げることで、価値が見えてくる。

 

自分の最大の弱点を直そうとするのではなく、それが語りかけてくるものを理解するように努めよう。

自分の弱点は最高の道しるべになる。何を目指し、どこにフォーカスすればいいかを教えてくれる。自分に課された役割と、目指すべきゴールとを混同しないよう、弱点をうまく使って正しい方向を見定めていこう。

 

②自分の弱点を受け入れ、誇りに思うことで変化を起こす

肯定するとは、その「恵み」に感謝して、誇りに思うということ。

 

弱点を受け入れるだけでも、確かに心は癒される。
しかし、それをさらに肯定することができれば、
自分の「真実の姿」を本当の意味で認めることができ、
人は自由になる。

 

②自分の弱点分野を他の人に任せた上で、強みにフォーカスする

 

自分一人で弱みをカバーしようと頑張って自分らしさを失うくらいなら、外部のサービスに頼るほうがいい。

 

自分の強みを活かすことに遠慮なく集中したらいいのだ。自分の弱点は、その領域が得意な人にカバーしてもらおう。

 

 

③自分の苦手なことを人にきちんと理解してもらう

 

受け身で待っているのではなく、自分の弱みを他の人に自分から伝えよう。

 

自分の弱点を傲慢(ごうまん)に振りかざすのではなく、正直にさらけだすことで、本当の自分を見せるのだ。隠そうとしなければ、弱みは強みになる。

 

 

④自分の最大の弱点を肯定することで、
  他の人の人間らしさも受け入れる

 

自分の最大の弱点を直視し、その存在を認めて受け入れ、逆に強み(少なくとも強みの種)として肯定できるようになると、
他者のことも同じ目線で見ることができるようになる。

 

他の人の弱点に接してもあまり気にならず、自分の軸が揺さぶられることもなくなっていく。

 

他人を裁いてはいけない。

自分自身に対して、弱みも含め、
ありのままでいる自由を尊重するのと同じように、
他の人のことも尊重するということである。

 

 

 監修者の言葉にこんなことが書いてありました。

「この本で僕の人生は、一変した」

人は誰しも「人生を一変させるような体験」をしたことがあるのではないだろうか?

僕もそれまでの生き方を一変させるような出会いをいくつか経験してきた。

その中でも忘れられない一冊がある。それが本書である。

僕はこの本を読んでから以下の成果を手にした。

・本当にやりたいことだけをやりながら、会社の売上規模が6年間で6倍になった
・自分が会社に行かなくても(週に5時間程度)成長し続ける会社になった
・目の前にいる人たちがみんな素敵に見えるようになった
・ずっと前からお会いしたいと思っている人たちと自然と会えるようになった
・ストレスがなくなった

 

なんだか凄くないでしょうか。この本をパラパラと見るだけでも、この監修者の言葉が大げさでないかも!?と思えるはずです。

自分を成長させたい、ストレスをなくしたい、本当の自分で生きていきたい
そう思っているかたにおススメです!

 

 

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「残業しないチーム」と「残業だらけチーム」の習慣 石川 和男

あの 握りしめたら握り返してくる小さな手は、すぐに大きくなり親から離れていく。


仕事に忙殺されていると、いつの間にか、子供は成長し、今度は子供に構ってもらえなくなる。著者のような後悔をしないためにも、仕事の生産性を上げて
「残業ゼロ」に。

そのために役立つ案が50個ものっています。
すぐにできるものから実践していき、今の会社でも効果があった本です。
このおかげで子供との貴重な時間を増やすことができました。

残業しないチームと残業だらけチームの習慣

 

・事務所も机もPCも、頭の中までゴチャゴチャ。探し物が多い!

・うちのチームは遅くまで残業する人と速く帰る人に分かれている!

・会議が長い、結論が出ない、雑談が多い!

・たくさん仕事をしているのに、なぜか残業してしまう!

・部下に覇気がない、やる気がない、新入社員の気持ちがわからない!

このような悩みってありますよね。

特に管理職をしていると仕事量のバランス? 能力の差?
なんでこんなに残業が多いの?
どうして多い人と少ない人と分かれてしまうの?

日々悩まされます。

 

そんな悩みを解決する50項目の習慣
がわかりやすく書かれている本です。50個も多いよ~と私も思いましたので、
目次を見て気になったところだけ読んで実践してみました。
すると驚くほど効果が出たので紹介させていただきます。
(残業代目当てでダラダラ残っている部下にも頭を抱えていましたが、この本でうまく対応することができました。残業しないと給料が少ないし家計に響く~という事情も理解しつつ、納得させる方法ですね)

 

著者は現在、5つの仕事をしています。建設会社の総務経理、大学講師、セミナー講師、コンサルタント、そして税理士。建設会社は月曜日から金曜日までの朝8時30分から夕方5時まで。その他の仕事は平日の夜や土曜日にされています。
またプライベートでは、友人との飲み会や遊びに出かけ、家族とカラオケに行って、家ではDVDを観るなど、人生を楽しく過ごしています。

ここまで仕事が多いとメインの建設会社の仕事を定時で終わらせなければなりません。そこであらゆる時間管理の書籍やセミナーで勉強・研究し、見事に残業ゼロにして仕事を効率化した著者だから書けた本です。

 

 

以下ポイントとして

・残業しないチームは書類をすぐに捨て、
  残業だらけチームは書類を大事にする。

 

「1年基準」を採用する。

1年間、目を通すことのなかった書類を捨てる。

 

これだけでかなりの書類は削減されます。
貸借対照表でも、1年以内にお金に換わる資産は「流動資産」に、1年を超えてお金に換わる資産は「固定資産」に表示される。

さらに書類を減らすには、片っ端からスキャンしてPDFファイルに換え、ペーパーレス化する。

段ボールに入れるときは、6面のうち、下の面を除く5面すべてにタイトルを書く。

 

・残業しないチームは時間で分け、
  残業だらけチームは種類で分ける。

 

徹底的に整理して残った書類は封筒に入れ、書類名と作成日時(保管日時)を記入して時間順に並べる。

なぜなら人は「どこに」という場所分類よりも、「いつ」という時間分類のほうが記憶に残るといわれているから。

 

(おー、これはまさに野口悠紀雄氏の超整理法!)

「超」整理法―情報検索と発想の新システム (中公新書)

 

 

 ・残業しないチームは退社時間を申告し、
  残業だらけチームは申告しない。

 

残業が多いチームは何時までに帰るという意識が弱く、残業してしまう。

残業しないチームは、朝礼で社員が何時に帰るかを自己申告する。

しかし、自己申告制を導入するだけでは、仕事を家に持ち帰る人も出てくる。

 

だから、退社時間とともに今日行う仕事の内容もいっしょに申告する
仕事内容も一緒に申告することは、今日は何を行っているのかを知ることにも役立つ。

 

適正な仕事量を指示しないリーダーにも問題がある。だから退社時間を仕事内容を申告させるのが良い。

 

 

・残業しないチームはサッカーを好み、

  残業だらけチームは野球を好む。

 

 残業だらけチームの働き方は、野球の試合に似ている。定時に帰るという制限時間を設けていないため、成果(勝利)が出るまで仕事(試合)を続ける。

今日の業務が終わったら仕事が終わりというように、時間に関係なく業務を中心に考えていてはダメ。

定時後の予定を入れることで、残業しないで帰るための仕事と時間をやりくりする方法を考えるようになる。

 

一流の経営者ほど、ジムに通ったり水泳やジョギングをしたりして健康に気を使っている。

意図的にプライベートをスケジュールに組み入れることによって、時間までに仕事が終わるような仕組みを作っている。

 

残業だらけチームは、「仕事は何時間かかってでも完璧に仕上げるのが基本」と考え、定時までに終わらせる気持ちは二の次。

残業しないチームは、「就業時間内で最高のパフォーマンスを発揮して、仕事を終わらせるのが基本だ」と考えている。

 

 

・残業しないチームは重要な2割の仕事を優先し、

  残業だらけチームはその他8割を優先する

 

ヴィルフレド・パレートが提唱した「20対80の法則」。

(みなさんもビジネス書で一度は耳にしたことがあるフレーズだと思います。)

↓これも参考になります↓

www.xn--yckc3dwa2860e.jp

 

自分にしかできない重要かつ緊急な2割の仕事に集中することで、仕事も滞りなく行えるようになる。

重要と緊急との2軸で考えるのは「7つの習慣」でもおなじみです!

→→→ 完訳 7つの習慣 人格主義の回復

 

 

 ・残業しないチームはまず考え、

  残業だらけチームはまず行動する。

 

正しい判断を行い、行動のスピードを速めて、初めて「決断力がある」と言える。

その決断をしたことによるメリットとデメリットを、できるだけ多く紙に書きだしていくのが良い。

 

頭の中で考えるのではなく、アウトプットすることで問題の所在が整理でき、より正しい決断力ができるようになる。

↓↓まさに京大式 DEEP THINKING !↓↓

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・残業しないチームはふり返り、

  残業だらけチームは突っ走る。

 

朝立てた予定が計画通りに行われたか、1日の終わりに振り返り、検証する。

ふり返りをするチームは時間に対する意識が高まる。

 

残業時間を大幅に削減した著者のチームでは、日々のチェックは各個人に任せていた。但し、毎週月曜日のミーティングで、前週に削減した仕事あるいは時間短縮に成功した事例、逆に失敗談などを発表する機会を設けた。

 

前週に新しい仕事を始めた場合は、何か減らせるものはないかの検討も行う。
仕事がひとつ増えたら、ひとつ減らせないか考える。

 

 

・残業しないチームは残業しないと決め、

  残業だらけチームは定時で帰ることを諦める。

 

「定時に終わるわけがない」と思い込んでいるメンバーがいるとしたら、その考え方からまず改革しなければならない。

 

ただし、「6時に帰る」ことが目的ではなく、「生産性を下げないで残業せずに帰る」ことが目的。

 

「残業が悪い」のではなく、
「定時で帰ることを諦めて残業していることが悪い」。

 

残業しないで帰るためにできることは何か?をチームとしてメンバーを巻き込んで、その方法を考えていく必要がある。

 

仕事も6時までに終わらせなさいという「締め切り」があれば、自分で方法を考え、チームを巻き込んででも、なんとか終わらせる努力をする。

 

「定時に帰る」という絶対的期限が、意識的にせよ無意識にせよ、生産性の高い仕事、つまり優先順位の高い仕事から片づけていく習慣を作る。

 

まずは「残業しない」と決めて、「どうやったら時間内に仕事が終わるのか」をメンバーと一緒に考える。

 

 

・残業しないチームはソウレンホウ、

  残業だらけチームはホウレンソウもできない。

 

残業しないチームは、
「報告 → 連絡 → 相談」 ではなく、
「相談 → 連絡 → 報告」。

 

やり終えた仕事の報告が先だと、指示した仕事と方向性が違っている場合があるから。

「相談 → 連絡 → 報告」順序に変えるだけで、ムダな仕事をしなくて済む。

 

メンバーには「提案型」の相談をするように指導する。

 

 

・残業しないチームは嫌われる勇気があり、

  残業だらけチームは言う気がない。

 

 残業しないチームは、
問題点を上司や外部に指摘することができる。

 

相手のことばかり慮(おもんぱか)って、忖度して言わないでいると、どんどん自分のチームにシワよせがくることがある。

 

超売れているこの本を読んでいる方なら、大いに賛同される内容が本書には書かれています。自分の課題と相手の課題を明確にする。勇気をもって指摘する。

 

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

 ↑↑これは絶対読んでおくと得する本です!↑↑

 

 

・残業しないチームは「すぐやる」といわず

   残業だらけチームは「すぐやる」と言う。

 

「すぐやります」は、実は ”危険な言葉”。理由は以下3つ。

①そんなに急ぐ必要のない仕事まで早くやろうとしてしま

→リーダーは何でも「なるはや(なるべく早く)」と言ってはいけない。

②仕事をためすぎてしまう

目上の人や先輩からの依頼だと、断りづらいのが現状。リーダーのフォローが必要。

③中断時間が発生する

メールは確認する時間を決める。しょっちゅうチェックしない。

メールに限らず、重要な仕事に集中しているときに割り込み仕事が入ってきてしまうと集中力が切れる。

 

チームの許容範囲を超えて引き受けたら、仕事の量が増え、抱えきれない仕事をこなすために残業しなくてはならない。

 

残業しないチームは、依頼された仕事ができるかどうか判断してから受ける。

 

 

 ・残業しないチームはリーダーが弱く

  残業だらけチームはリーダーが強い。

 

 「過去のリーダーの仕事は『命じること』だが、未来のリーダーの仕事は『聞くこと』が重要になる。」

ピーター・ドラッカーの言葉。

 

まずはリーダーが変わること。

それが全体を動かす重要な要素。

残業しないチームは弱いリーダー。その本当の意味は、
自分の失敗を認め、腹を見せて「助けてほしい」と部下にお願いすることができるリーダー。

この「弱さを見せる」ことができる者こそが、「真の強さ」を持つリーダーである。

 

 

・残業しないチームは団体戦を好み、

  残業だらけチームは個人戦を好む。

 

残業しているリーダーは、「部下に仕事を任せない」ことが多い。自分で抱え込む。

 

部下を一人前に育てることもリーダーの重要な仕事。

部下に仕事を任せ、教えることは手間がかかる。しかし、部下がその仕事をできるようになることでチームも活性化し、リーダー自身も一歩上の業務に集中できる。

 

仕事を任せられない部下は、たまに与えられた1時間で終わるような仕事を、2時間も3時間もかけて行うようになる。

何もやることがないと、時間は途方もなく長く感じ、苦痛でしかないから。

だから仕事を部下に任せる必要がある。

今は少数精鋭の時代。

 

 

・残業しないチームは適当で

  残業だらけチームは完璧主義。

 

この仕事は最重要事項で完璧に仕上げなければならない というのは別。

大部分の仕事はスピードが求められる。

全体像のわかるような資料を簡易的に作って
意見を出し合う。そのほうが効率的。

早くていいものができる。

 

一番のマイナスは、指摘を恐れて完璧になるまで部下が持ってこない環境にしてしまうこと。

 

スピードを重視するリーダーは、規則を破って適当にやればいいというのではなく、規則を変えられないかを常に考えている。柔軟な思考(適当)で、今まで慣例だけで作っていた書類なども廃止していく。

 

 

 

・残業しないチームはリーダーが北風、

  残業だらけチームはリーダーが太陽。

 

残業削減という観点から言うと、リーダーは北風型のほうが良い。

太陽型のリーダーは、仕事を指示するときに「あの仕事が終わってからでいいよ」、「できるだけ早くね」というように、仕事自体に時間的制約を設けない。

部下も与えられた仕事を完璧にこなすために、何時間かかってでも仕上げようとする。結果、期待に応えようとして残業する。

 

限られた時間の中で最高のパフォーマンスを出すことを指示する。

 

太陽型のリーダーから北風型のリーダーに変わると、部下も大変。
しかし厳しい期限があるから仕事も速くなる。

 

残業までして出された完璧なレポートは褒めないと決める。

 

時間をかけてでも成果を出すチームではなく、限られた時間の中で成果を出すチームが、今後生き残れる強いチームである。

 

 

 著者は大学卒業後、建設会社の経理部に入社。しかし簿記の知識ゼロ。上司に叱られ、怒鳴られて過ごす。はじめて管理職になったときには、部下に仕事を任せられない、優先順位がつけられない、スケジュール管理ができない、ないない尽くしのダメ上司。そんな著者は時間管理やリーダー論のビジネス書を1年で100冊読み、仕事術関係のセミナーにも月1回受講し、実践して成果が出た仕事術、時間管理術、リーダー論をこの本に詰め込みました。著者の体験があるからこそ説得力のある一冊だと思います。

残業を本気でゼロにしたいと考えている方にはおすすめです!

 

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「残業しないチーム」と「残業だらけチーム」の習慣 石川 和男

 

 

 

 

「ミスしても評価が高い人は、何をしているのか?」 飯野 謙次

ミスや失敗は「急成長」のための劇薬。 

 

「やってしまった~!」チャンス

変える方法がわかります。

 

ミスや失敗からのリカバリー方法。ミスや失敗をしたときにどう行動するか、どうやって気持ちを切り替え立ち直っていくか、ちょっとしたミスや失敗から成功をつかみ取るかを、具体的に学ぶことができます。

 

自分で実践しても良し、部下へのアドバイスに使うのも良し、ひじょーに即効性があり、かつ長く今後の職業人生で使えるノウハウだと思いました。

ミスしても評価が高い人は何をしているのか

 

この本は、こんな人によく効きます。

「この人に任せれば間違いない」と評価されたい人
臨機応変な対応力を身につけたい
・立場上、ミスをミスのまま終わらせるわけにはいかない
ケアレスミスが多く、叱られがちな人
・仕事を通して自分自身が成長できているのか、不安のある人

 

この本はミスや失敗を「チャンスの宝庫」にするためのテクニックがわかりやすく書かれています。

小手先のテクニック本とは違い、そのミスや失敗の原因を探る具体的な方法(まんだら図)も習得することができ、ミスや失敗をしないための著者の思考法(思考展開法)も使えるようになります。

 

もちろん、できればミスや失敗なんかしたくないですが、「私、失敗しないので!」って胸を張って言える人は多くないと思います。

 

誰でも仕事を一生懸命頑張っていれば必ず失敗やミスはつきもの。そのミスや失敗をどう捉えて、どのような行動に移せば成長につながるか、そして逆に評価されて出世する人になれるのか、とてもわかりやすく書かれています。

 

転んでも、”ただ”で起きるな。

まさに”ただ”で起きないために必要なことが網羅されています。

 

 著者は、東京大学大学院工学系研究科修士課程修了後、GE(ジェネラル エレクトリック)原子力発電部門へ入社。その後、スタンフォード大学で機械工学・情報工学博士号を取得し、Ricoh Corp.へ入社。2000年にSYDROSE LPを設立、ゼネラルパートナーに就任(現職)。2002年、特定非営利活動法人失敗学会副会長となる。

著作には、6万部を突破した「仕事が速いのにミスしない人は、何をしているのか?」(文響社)、「思考停止する職場」(大和書房)がある。

 

まさに失敗学のエキスパート。しかも失敗学の ”ただの学者” ではなく、自身も職場での失敗談からその原因究明や対策法までを実践した内容を面白く紹介されています。

 

 ポイントとして、

・ミスや失敗は「する」より「しない」ほうがいい。しかし「ミスや失敗は、どんなに対策をしても起きてしまう」

 

・「起こってしまったミスや失敗は、その扱い方次第で、身を滅ぼすものにもなり得るが、反対に飛躍のきっかけにもなる」。

 

つまり、

ミスや失敗は「急成長」のための劇薬

 

・ある人がミスをしやすいポイントというのは、往々にして、別の人もミスをしやすいポイント。だから、あなた自身の対策を部署で共有することで、部署全体のミスがなくなるかもしれない。

そこまでできれば、「あなた=ミスの多い人」ではなく、「あなた=ミスを撲滅できる人、部署全体の業務を改善できる人」というイメージが根付く。

 

「挑戦 → ミス・失敗 → 立て直す → 再挑戦」の繰り返しこそが、成長し、進歩し続ける幸福な人生。

成功の反対は失敗ではない。成功の反対は ”挑戦しないこと” 

 

・同じミスや失敗を二度と繰り返せないレベルにまで、構造や仕組みから変えることが重要。
同じミスをしようと思ってもできないような仕組みをつくる。

 

たくさんのミスや失敗をしていながら、
評価の高い人の共通点は、

①ミスや失敗に対する最初の行動が的確

②ミスや失敗から立ち直るのがうまい

③ミスや失敗を、経験として蓄積できる

④ミスや失敗から、成功する仕組みをつくれる

 

この上の4つの具体的な方法が書かれています。

最初の行動とは?
立ち直るのがうまいとはどういうことか?

経験としてどのように蓄積したらいいのか?

成功する仕組みをつくるとは?その方法は?

1つでも知りたいと思われたらおすすめします。必ず実践レベル役に立つと思います。

 

・ミスや失敗から「かけがえのない学び」

          を得る3ステップ

ステップ1:気持ちの整理

①冷静になる ②「自分が」という気持ちを捨てる

ステップ2:実際のアクション

③情報発信と謝罪 ④対応策の検討と実行

ステップ3:将来に向けて

 ⑤再発防止(組織を変える・手順を変える・工程を変える)

これら①から⑤の具体的な方法が説明されています。

 

・ミスや失敗を通した「成長」の正体

①不十分な仕事のやり方をアップデートできる

②観察力・分析力が必然的に上がる

③計画力・学習力・伝達力が高まる

この3つの「できる」「上がる」「高まる」の具体的方法が説明されています。

 

 ・失敗の原因を客観的に知るためのツール「まんだら図」

曼荼羅図 失敗 ミス

 ミスや失敗を正しく観察し、分析する「まんだら」活用法が説明されています。

製造業界や工場などでは、製造工程の不良品発生に対しては、トヨタ方式の「なぜなぜ分析」などが有名ですが、これは、なぜミスや失敗に至ってしまったのか、その原因を探ることができるので、なぜなぜ分析で掘り下げる前に非常に役立ちます。なぜなぜ分析で行き詰まったときにも有効!

もしかしたら、ここを掘り下げて考えないといけないのでは!?という気づきが実際に得ることができました。

 

ミスも失敗もできなくなる「いい計画」の立て方

「思考展開図」を使いこなす

 

思考展開図 ミス 失敗 計画

このまんだら図の特徴は、

書き出されているすべての要素(子条件)をクリアすれば、その業務(親条件)を100%達成できる

ということです。

具体的な内容に着手する前に、業務の全体像をつかんで視覚化しておく。

 

仕組み(機構)と条件(機能)を必ず区別する。
課題を達成するための条件 → その条件をかなえるための仕組み

という順番に考えれば、必要な機能だけを的確に果たすための機構が見えてきます。

 

ここで、「プレゼン」という課題(機構として書いた仕組み)が自分にとって重たい課題であれば、その課題を細切れにする。

重たい課題や大きな問題は、できる限り自分が扱える大きさに細切れにする。
これは仕事での鉄則!

例えば、この図のプレゼンでいうと・・・

①キーマン(重要ポストの人)に根回しする
②月例の会議でプレゼンして根回しする
③効果的で説得力のあるプレゼンの仕方を学習する
④会社のコスト面でのメリット・新システムの効果を明確化する(ビジネスプランをつくる)
⑤自分なりの予測を立てる

のように、細切れにして①から⑤を着実に実行に移していく。

 

・ミスや失敗を評価につなげるための10のマインド

①「失敗はあるもの」と考える

②「しておしまい」では終わらせない

③ミスや失敗の原因を「うっかり」に求めない

④他人の仕組みを何も考えずにコピーしない

⑤「うまくいく方法にまだ気付いていないだけ」と考える

⑥失敗・ミス対策に、コストをかけすぎない

⓻繰り返してもいい失敗もある

⑧「ベスト」についての考え方を変える

⑨ミスに「慣れる」

⑩ミスや失敗と適度な距離感を保つ

それぞれ「そうそう!」とか「なるほどっ!」と思える解説が書かれていて、この10個を手帳に書いておくだけでも、価値があると思います。
まさにミスや失敗をしてしまったとき、やらかしてしまったときには、これを読み返し成長のチャンス、評価されるチャンスに変えていけると思います。

 

転んでもただでは起きないぞっ!と思う方、ミスや失敗してもうまく評価されるビジネスマンになりたい方、失敗してへこんでいる方、失敗しない計画えきるようになりたい方、おすすめです。

 

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「ニュータイプの時代」 山口 周

「正解を出す力」にもはや価値はない。

 

では、これから活躍する人材の条件とは?

それはつまり

「ニュータイプの考え方、働き方、行動」ができる人材。

これからの世界で活躍し、戦っていくには、ニュータイプの思考、行動様式が必要。

 

では、そのニュータイプの思考や行動様式とはどのようなものか!?

ニュータイプの時代

 

20世紀から21世紀には優秀とされてきた、従順で、論理的で、勤勉で、責任感の強い人材は、もはや「オールドタイプ」として、急速に価値を失っていく。

逆に、自由で、直感的で、わがままで、好奇心の強い人材=「ニュータイプ」が、今後は大きな価値を生み出し、評価され、豊かな人生を送ることになる。

 

 

※直感的といえば、以前ご紹介させていただいた↓この本もおすすめです↓。

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それなりに仕事ができると思っているけど、なかなか成果が出ない。
これからどういう考え方をすれば良い判断ができるのかわからない。
論理的思考や問題解決力を磨いてきたがあまり役に立っていない。
同僚よりも仕事で成果を出し、出世していきたい。
これからどのようなスキルが必要かが知りたい。
後輩や部下のモチベーションを上げ続けることが難しい。

そんな悩みや疑問を持たれている方にはとても役に立つ本だと思いました。

以前ご紹介させていただいた ”ビジネス書大賞2018準大賞” を受賞した
「世界のエリートはなぜ『美意識』を鍛えるのか?」の著者だからこそ、納得の1冊。

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著者は慶應義塾大学文学部哲学科、同大学院文学研究科修了。
電通、ボストン コンサルティング グループ等で戦略策定、文化政策、組織開発などに従事。「世界のエリートはなぜ『美意識』を鍛えるのか?」(光文社新書)は、HRアワード2018最優秀賞(書籍部門)も受賞している。

 

 

今世界は6つのメガトレンドによって、必要な人材がオールドタイプからニュータイプへのシフトを促している。

 

①飽和するモノと枯渇する意味
②問題の希少化と正解のコモディティ化
③クソ仕事の蔓延(まんえん)
④社会のVUCA化
⑤スケールメリットの消失
⑥寿命の伸長と事業の短命化

 

①このような時代に、相変わらず「役に立つモノ」を生産し続けるオールドタイプは価値を失う。

一方で、希少な「意味」を世界に対して与えるニュータイプは大きな価値を生み出していくことになる。

 

②ありとあらゆるモノが過剰にあふれかえることで「問題」が希少化してくると、ボトルネックは「問題の解決」から「問題の発見」へシフトする。
「解決能力」は供給過剰の状況に陥る(おちいる)。

 

③「モノの過剰化」と「問題の希少化」によって何が起こるか?
それは、「意味のない仕事=クソ仕事の蔓延」という事態。

 

④常に「仕事の目的」や「仕事の意味」を形成し、本質的な価値を言語化・構造化できるニュータイプは、大きな価値を生み出す

 

VUCAとは
Volatile(不安定)、Uncertain(不確実)、Complex(複雑)、Ambiguous(曖昧:あいまい)の4つの頭文字で、今日の社会を特徴づける言葉。アメリカ陸軍が現在の世界情勢を説明するために用いだした用語。

 

⑤今日では、スケールはそのままメリットにならないどころか、むしろ競争力を削ぐ要因なりつつある。

 

⑥何が本業なのかはっきりしないままに複数の仕事に関わり、節目ごとに仕事のポートフォリオを大きく組み替えていくようなキャリアを志向するニュータイプこそ、したたかなキャリアを歩んでいくことになる。

 

上記のようなニュータイプの思考や行動様式をシンプルまとめたのものが下のようなものになる。

ニュータイプの時代 思考 行動様式

 

 その他ポイントとして

・問題を解くより「発見」して提案する

ニュータイプはまず「あるべき姿」を構想し、その「あるべき姿」と「現場」とのギャップから「問題」を発見していくことで、人々が取り組むべき「問題」を明確にする。

これまで無尽蔵に与えられてきた「あるべき姿」が不明確になることで、今後は自ら「あるべき姿」を構想する必要がある

 

・モチベーションが経営資源として希少化している

仕事の「意味」の形成をないがしろにしながら、目の前の仕事で設定されたKPI=経営管理指標の数値を高め、生産性を上げようとするのは典型的なオールドタイプの思考様式である。一方で、仕事に「意味」を与え、携わる人から大きなモチベーションを引き出すのがニュータイプである。

 

・ヒト・モノ・カネの経営資源

「ヒト」にだけにあって、「モノ・カネ」にはない固有の特徴。それは「可変性」である。「モノ」も「カネ」もいったん量が決まってしまえば、それが後で変わることは無い。
しかし、「ヒト」は与えられる「意味」の豊かさによって放出するエネルギーの量が大きく変わる。
ニュータイプのリーダーは、仕事の背景をなす大きな「意味」を明らかにすることで、組織からモチベーションと創造性を引き出す。

 

ビジョンに求められる最も重要なことは「共感できる」ということ

 

・優秀な人材を集め、彼らのモチベーションを引き出すためには、「WHAT」「WHY」「HOW」を明確にし、それらを整合的に、共感できるストーリーとして伝えることが必要である。

ダニエル カーネマンシステム1(直感)とシステム2(論理)の2つが人間の意思決定をコントロールしており、システム1(直感)を、解析的に解くことができる問題に用いると、意思決定のパフォーマンスが低下することを明らかにした。

 

近年の研究からは、高度に複雑な問題について過度に論理的な解を出そうとすると、データの精度のバラツキによって、かえって解の品質が悪化することが明らかにあっている。このような状況では、適切にヒューリスティック(まあまあいい線を狙う答えを求める事)や直感を用いることが、かえって意思決定の品質を高める。

 

・挫折したら逃げる
ただし、逃げる時にはタダでは逃げない。そこから盗めるものはできるだけ盗んで、次のフィールドで活かす。

 

・内発的動機とフィットする「場」に身を置く
命令に駆動されて働くオールドタイプ
好奇心に駆動されて働くニュータイプ


今日、どれだけの人が自分の内発的動機とフィットする「場」に身を置けているだろうか。

多くの人は「上司の命令だから」ということで、モチベーションのわかない仕事に身をやつしながら、内発的動機に駆動されて自由自在に高いモビリティを発揮しているニュータイプたちに翻弄され、きりきり舞いにさせられているのではないだろうか。

 

 ・VUCA化する世界においては、「専門家」の持っている価値も下がる

専門家の意見と門外漢の意見を区別せず、ニュートラルかつフラットに両者を扱う行動式が必要である。

 

・何が「良い」かは試さないとわからない

米国のビジネスマン数百人を対象に調査した結果では、成功した人たちのキャリア形成のきっかけは、80%が「偶然」であるということを明らかにした。
「努力」は「いい偶然」を招き寄せるための計画と習慣にこそ向けられるべき

 

・なぜ、多くの企業は「試す」ことができないのか?

「リスクを取れないから」

では、「なぜリスクが取れないのか?」

それは「撤退が下手」という要因が浮かび上がる。

一度始めた以上、なかなかやめられないということであれば、当然ながら「始まり」には大きなリスクが伴う。つまり、「試行」のコストを押し上げる心理的な要因は、
「やめられない」というバイアスによって形成されている

 

アマゾンは「試行と撤退」の達人である。同社は上場以来、70を上回る数の新規事業に参入しているが、およそ3分の1は失敗して早期に撤退している

 

 

多くの書籍で書かれていますが、今 世界は時代の大きな転換期にきている。

この転換期で自分なりの「新しい時代の要件=ニュータイプ」について考え、

従来の価値観や労働観に縛られない

しなやかで自由な、新しい人生の在り方を実践していただきたい。

そう著者は最後に締めくくっています。

これからのビジネスマンにとっては読んで損はしない本だと思います。少し仕事のやり方に疑問をもったり、仕事や人をうまく動かせなくなったときの指南書としても大いに役立ちそうです。まさに「意味」のある本だと思います。おすすめです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「直感と論理をつなぐ思考法 VISION DRIVEN」 佐宗 邦威(さそう くにたけ)

ふつうに生きていると「どうすれば他人が満足するか」ばかりを考えてしまい
「他人モード」の行動をとっている。
そしていつからか「君はどう思う?」と聞かれても「自分はどう思うのか」がよくわからなくなる「自分の意見やアイデアがスッと出ない!」
これが私たちの生きるネット時代の「生活習慣病」

そんな「生活習慣病」を克服し、
「妄想」を「駆動力」
できる人を目指す。

VISION DRIVEN 直感と論理をつなぐ思考法

この本は、下記のような方におすすめです。


・仕事は特に大きなミスなく進めることができるけど、やりがいを感じない。
・何に不満なのかもよくわからない。なんかモヤモヤする。
・本当に自分のやりたいことがわからなくなってきている。
・最初に書いた「他人モード」におちいっているかも!?と思った方。
・特に膨大な業務に忙殺されている人、部下のマネジメント責任がある人、顧客の対応に追われている人、家事・育児・介護を抱える人

・・・自分よりも他人の満足を優先し過ぎてしまっている人には、ぜひ読んでいただきたい本です。

 

著者はP&Gマーケティング部で「ファブリーズ」「レノア」などのヒット商品を担当後、「ジレット」のブランドマネージャーを務める。その後、ソニーに入社。同クリエイティブセンターにて全社の新規事業創出プログラム立ち上げなどに携わる。

そんな著者は、企業・組織のイノベーション支援を行っており、個人のビジョンを駆動力にした創造の方法論に詳しい。そんな著者だから書けた「妄想を手なずけ、圧倒的インパクトを生む」本です。

 

これまでの思考の領域では

①カイゼン思考

②戦略思考

③デザイン思考

と大きく3つのタイプが存在していた。

この本では、そのどれとも異なる「第4の思考」について書かれている。

それが

④ビジョン思考 である。

 

 

 ・ビジョン思考の基本サイクル

→「自分モードの思考」を取り戻すサイクル

①内発的動機が足りない → 妄想(DRIVE)

 →自分の妄想をかたちにする

②インプットの幅が狭い → 知覚(INPUT)

 →ビジョンの解像度を上げる

③独自性が足りない → 組替(JUMP)

 →自分なりの切り口を与える

④アウトプットが足りない → 表現(Output)

 →自分らしい表現に落とす

 

「直感」を駆動力にした思考は、このサイクルを描く。

 

vision driven 直感と論理をつなぐ思考法

 

・ビジョン思考のこのサイクルを身につけるためには2つの条件が必要になる。

 

 ①ビジョン思考の「スペース」

   空間的余白と時間的余白

 ②ビジョン思考の「メソッド」

  「紙×手書き」が基本

   デバイス画面にデジタルで書くと「他人モード」の邪魔が入る。

  「感情アウトプット」を練習する。

 

ビジョン思考を習慣化するのに最も大切なのは「余白(スペース)」。

「余白」とは、空間的「余白」と時間的「余白」の2種類必要。

余裕ができたらやってみる ではなくて、 先回りして余裕、つまり「余白」の時間をスケジュールに入れる。

そして、今すぐ無地のノートを買う(空間的余白)。

 

著者曰く、

「あなたの職場には、ビジョンが生まれる「余白」があるだろうか?それをかたちにする「キャンパス」は用意されているだろうか?もしそれらがまったく無いのであれば、まず「余白」をつくるところからスタートするべきだ。」

 

・妄想を引き出すためのメソッド

①新品のノートを買う

紙のノートのメリットは「手書き」ができるから。右脳と左脳両方のモードが使えるのはこれだけ。デジタルでは難しい。デジタルデバイスでは他人モードの邪魔が入る。

 

②「感情アウトプット」を練習する

・毎日決まった時間にノートに書く。仕事前の朝一がおすすめ。

・毎日決まったページ数を書く。

・お気に入りのペンで手書きする。

・最低でも1か月続ける。

妄想を引き出すには、「過去に起きたこと」を書くより、「そのときに感じていること」を書くことが望ましい。

 

一番とっつきやすいのは、「感情ジャーナリング」

自分がいやだと思ったこと。嬉しかったこと。どうしても気になっていること。

ありのままに書いていく。

本当はつらかったのに我慢していたこと、実は後悔していること。他人への悪口や嫉妬心などなど、マイナス感情が出てきても抑え込む必要はない。

ただし、ジャーナルの最後は必ずポジティブな感情で締めくくるようにすると、日々の充足感が高まる。

 

「他人モード」に染まりきっている人は、これだけの作業にすら困難を覚える。

自分の感情にアクセスする筋肉が鈍りきっているから。

まずは、「思ったことをありのままに吐き出すリハビリ」だと思ってやる

 

たいていの人は1週間も継続すると、書き終えた後に爽快感を覚える。1か月くらい継続すると、周囲の目を気にして身につけている「鎧」が取れてきて、「むき出しの自分」が見えてくる。

 

著者お薦めのノートが

測量野帳

コクヨ ノート 測量野帳 スケッチ 白上質紙 40枚 セ-Y3

 

 モレスキン

モレスキン ノート クラシック ハード 無地 ポケット QP012 黒

 

もっと高級感を味わいたいこだわり派の方には、私のお気に入り

ロイヒトトゥルム!

LEUCHTTURM1917(ロイヒトトゥルム) A6 無地ノート ソフトカバー ブラック

 

いずれもハードカバー、ポケットサイズ というのが「他人モード」に邪魔されない特別感がつくれる。そしてどこでもぱっと開ける。

 

③「何もしない時間」 をスケジュール予約する

空間的余白を手にしても、時間的余白が無ければ意味が無い。

「自分モード」のスケジュールを予約して、予定をブロックすること。

 

④妄想クエスチョンを行う

質問文というのは、それに対する回答を期待した「余白」である。

妄想を刺激する質問「妄想クエスチョン」とは

・子供時代の夢は何でした?

・青春時代、何/誰 に憧れていた?

・もし3年間自由な時間ができたら、何をしますか?

・もし100億円の投資を得られるとしたら、何をしたいですか?

 

妄想クエスチョンで大切なことは「手で考える」ということ。

これらは、頭のネジを意図的に外す訓練になる。

 

その他、

○○してみたい。 ○○になりたい。 ○○へ行ってみたい。それを言葉として手で書く。無地の紙に書く。

妄想をどんどん自由に膨らます。

 

④偏愛コラージュをつくる

妄想を膨らますには、K→V→Aがいい。

つまり、体感覚(Kinesthetic) → 視覚(Visual)がいい。

具体的な画像をプリントアウトして机の上にバッと並べる。好きな画像は写真データを検索してプリントアウトする。

PhotoPin を利用する。http://photopin.com/

 アウトプットした写真や画像を大きめのスケッチブックなどの紙に貼り付ける。コルクボードにピン留めしてもいい。それぞれの写真の下には「好きになった理由」「好きなところ」などを短いキーワードにして書いておく。

ビジョン思考は単なる右脳思考ではなく、イメージモードと言語モードを行き来することに主眼がある。

 

「自分の根本的な関心がどこにあるのか」

それを見失わないように。

 

⑤創造の「テンション」を引き出す  魔法の問いかけ

 「課題:現状のユーザーに新たなトライアルをしてもらう」

「どうすれば、現状のユーザーに新たなトライアルをしてもらえるだろうか?」

という疑問分にする。

※これはよくある(よくビジネス書にあるメソッド)

→私のおススメの本は

 ↑とあるバリバリのコンサルの方に紹介していただいた本です↑

 

ただ、

問題解決、カイゼン思考(イシュードリブン)では常に

「どうすれば・・・・だろうか?」

ビジョン思考(ビジョンドリブン)では

「もし・・・なら、どうなるだろうか」

問いの設定、構文がそもそも違う。

 

 このビジョンドリブンの質問になかなか答えられない、さっぱりわからない!という人は、「他人モード」で思考することに慣れきっている人、問題解決型アプローチに染まりきっている人に多い

 

ビジョン思考の質問で極度の反発心を感じてしまう人には、さらに素敵な質問が本書には説明されています。

 

「妄想」を引き出すメソッドだけでも、ここに詳細は書きつくせないです。

その後、「知覚」「組替」「表現」と続きますが、それぞれ動作に落としやすいメソッドがわかりやすく説明されています。

 

普段

「どうしたらあの人を満足させられるだろう」

「どうすれば、上司は満足して納得してくれるだろう」

そんなことばかり考えて

自分の意見、自分のアイデアが出てこない!

そんな悩みをお持ちの方には、ぜひ読んでいただきたい本です。

売れている理由がきっとわかると思います。おススメです。

 

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直感と論理をつなぐ思考法 VISION DRIVEN

 

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直感と論理をつなぐ思考法 (佐宗 邦威)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Evernote エバーノート 超実用的アプリ

 もはやこれが無いと不安なくらい使い倒しているアプリ。

いつでもどこでも必要な情報がスマホやPCインターネットで検索可能。

見たい情報やメモ、資料がすぐに閲覧できる優れもの。

Evernote

Evernote

  • Evernote
  • 仕事効率化
  • 無料

 

以前ご紹介させていただいた

「独学の技法」-知的戦闘力を高める- 山口周 - ビジネス書 自己啓発本 「本当に役立つ本」 紹介 !

でも、知識の生簀(いけす)として活用することを進められています。

 

何と言っても、カテゴリー分けや、ラベルを付けることで、検索しやすい。

PDFやエクセルなども一緒に保存できて、いつでもどこでも見たいときに見れる。

本当にこのアプリは万能。受信したメールを自分のエバーノートのアドレスに送ることができ、エバーノートに保存するのは超簡単。

これはビジネスマン必携のアプリ!

無料よりは、月々数百円のアップグレード版の方が断然費用対効果が高いです。

数百円でこの機能、最高です。会議中や外出中に必要な資料がすぐにスマホやI-Padで見れます。

 

もちろん必要なときには検索してメールやLINEなどのアプリで送ることも可能。

 

 

Evernote Scannable

Evernote Scannable

  • Evernote
  • 仕事効率化
  • 無料

 エバーノートを使うなら、このアプリは必ず一緒にインストールしておきたい。

紙をこのアプリで軌道するカメラで移す。すると自動で紙のサイズだけを認識して保存してくれます。

いちいち資料をPDFにしてPCに送って、エバーノートへ保存なんか面倒くさい。

このアプリで自動撮影するだけで、自動的にエバーノートに保存される。

これは無料のままで十分使えます!

資料1枚ならJPG、2枚以上なら自動的にPDFで保存してくれる。

 

 

 

「時間管理 タイムマネジメントに特化したアプリ」

 今からでも遅くない。

タイムマネジメントの実践。

こんなに簡単に、自分の時間の使い方が見える化できるとは。
仕事中にパソコンのブラウザでストップウォッチ感覚で使える。

 

Toggl: 時間管理 タイムシート

Toggl: 時間管理 タイムシート

  • Toggl OÜ
  • ビジネス
  • 無料

 

いいところ。

・スマホでもPCどちらからでもアクセスできる。

・簡単にToDoリストを作成できる

・作業のスタートとストップがストップウォッチ間隔でクリック一つ

・ウィークリーやマンスリーで、何にどれだけ時間を使ったか?が一目でわかる

・グラフでも見れてわかりやすい

・自分が何にどれくらい時間を要したのかが一目でわかる

・とにかくシンプルで使いやすい

・会社でPCのブラウザの1つに、これを常に開いておけば楽。

・あらかじめホーム画面に登録しておくと楽。

 例えばGoogleとTogglをデフォルトにインターネットオプションで登録。

・どんな報告書に自分は今何分、何時間かかる能力なのかが一目でわかる。

 

以前、けっこう有名なコンサルタント会社に勤めている方がおススメされていたので、使ってみました。

かなりいいです。

何がいいって、上記に書かせていただいたように、とにかく簡単・シンプル・使いやすい。そして、自分の時間の使い方を分析できる。だから改善できる!

 

併せて読みたい本

TQ-心の安らぎを得る究極のタイムマネジメント (SB文庫)

 

併せて読みたい本 の 関連本
完訳 7つの習慣 人格主義の回復