ビジネス書 自己啓発本 「本当に役立つ本」 紹介 !

年間300冊以上好きで読んでいますので、アウトプットしようと決意。できるだけ質のいい、活かせる情報を。

「直観を磨く」深く考える七つの技法 田坂 広志

深く考えるプロフェッショナルが教える
「考え方」の技法。


この考え方の技法を習得すれば、周りの人から1歩、
いや2歩も3歩も先を歩める。
自身の成長も飛躍的に加速させることができる。

 

しかも、その「技を習得すること」はそんなにハードルは高くない。
むしろハードルは低い。習慣にすることができるかどうか。そこが分かれ道。
この本を読めば、「習慣化する」という決意は固まること間違いない。

直観を磨く 深く考える七つの技法 田坂広志

「考える」から「深く考える」へ。

論理的に考える とは、「考える」という技法においては、実は初級過程。考えるという意味では、まだ入り口にすぎない。

 

では、論理思考を超えた思考法とは、何か。

それは、「直観思考」と呼ぶべきものである。

「深く考える技法」を身につけるためには、初級過程の「論理思考」と上級過程の「直観思考」の間に、身につけるべき「中級過程の思考法」がいくつもある。

 

この本は、その中級過程の思考法として、特に重要な「五つの思考法」を取り上げ、「論理思考」「直観思考」と併せ、「深く考える七つの技法」が書かれている。

 

この本は、下記のようなことをよく言われる人にうってつけです。

「たしかに理屈ではそうだけれども・・・」
「そう簡単に白黒つけれないだろ・・・」
「それだけが問題ではないだろう・・・」
「それは視野が狭い物の見方だな・・・」
「まあ、本にはそう書いてあるけどね・・・」
「もっと、相手の立場になって考えられないのか・・・」

そして とどめを刺すのは

「なんか、君は勘が悪いんだな・・・」

こんなことをよく言われる、言われたくない!という方におススメです。

 

  

 著者は言わずと知れたシンクタンク・ソフィアバンクの代表の田坂広志氏。
東京大学大学院修了、後学博士(原子力工学)まで学問の道を究め、その後研究員になろうとしていたが、うまくいかずに民間企業へ入社。しかも営業職に。
しかしその民間企業で様々な経験や知見を習得し、後に米国シンクタンク、バテル記念研究所客員研究員、日本総合研究所の設立に参画。2008年にはダボス会議を主催する世界フォーラムのメンバーに就任。
2009年にはTEDメンバーとして、毎年TED会議に出席。
2013年には現在5600名を超える経営者やリーダーが集まる「田坂塾」を開塾。
著書は国内外で90冊を超える。

まさに「深く考えるプロフェッショナル」として活躍し続けているカリスマ的存在。

 

 

↓あわせて是非読んでいただきたい著者の本↓

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「七つの思考法」とは、

①「循環論理」の思考法

→直線論理だけで考えない

②「対立止揚(たいりつしよう)」の思考法

→二項対立(にこうたいりつ)構造で考えない

③「課題回帰」の思考法

→個別問題だけで考えない

④「水平知性」の思考法

→狭い視野の中で考えない

⑤「体験知性」の思考法

→文献知識だけで考えない

⑥「多重人格」の思考法

→自己視点だけで考えない

⑦「自己対話」の思考法

→直観の力を用いて考える

 

 以下ポイントとして、

 

1:循環論理の思考法について

直線論理とは、
「Aが原因となって、Bが結果となる」 → 原因と結果
「Aという根拠で、Bという結論が得られる」 → 根拠と結論
「Aという目的を達するために、Bという方法を使う」 → 目的と方法

 世の中で「あの人は論理的だ」と言われる人は、こうした直線論理が得意な人である。

しかし、この直線論理は「初級過程」の思考法である。

 

なぜか。

 

解決困難な問題の多くは「循環構造」をしているから。特に悪循環な構造。

 

では、循環構造の問題に対して、どのように対処すればよいか?

3つある。

 

①まず、問題の循環構造を発見する

複雑な問題群の循環構造を考える場合は、その問題群の全体像を一度、「因果関係のフローチャート」の形で書き表してみる。

 直観を磨く 田坂広志 循環構造

 こうした循環構造の問題に対して、「直線論理」の思考法で対処すると、「循環構造」の切断による恣意的(しいてき=自分勝手)な「因果関係」の判断が起こってしまう。

 

②循環構造の「全体」に働きかける

なぜなら「病むときは、全体が病む」から。

 

先ほどの手書きの因果関係のフローチャート(汚い字ですみません(汗))の例で言えば、「結局、どの部署が問題なのか」という「犯人捜し」の議論になっている。

 

そうではなく、

それぞれの部署が、

「自分の部署は、全体の問題を解決するために、何をするべきか」

という思考に向かうべきなのである。

長い歴史を持つ東洋医学は、「ある部分が病気になるのは、全体の生命力が落ちているからであり、対症療法をする前に、全体の生命力を回復させる」というホリスティックな思想に基づいて治療にあたる。

(ホリスティック:全体的な)

 

↓「東洋思想」と言えば、こちらがおススメ↓

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③循環構造の「ツボ」を見出し、そこに働きかける

 

循環構造の「悪循環」を断ち切り、反転攻勢に出るための「ツボ」。

そこに力を入れれば、組織全体の生命力が高まり、活性化する「ツボ」である。

組織全体の中で、好調の部署を選び、その部署をさらに活性化させることによって、悪循環を断つという打ち手も存在する。

 

つまり循環論理とは、

決して直線思考だけに凝り固まらず、犯人捜しに陥(おちい)らないためにも、全体を俯瞰できるよう因果関係フローチャートを描き、全体の悪循環を断つツボを見つける思考法である。システム思考に近い。

 

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2:対立止揚(たいりつしよう)の思考法について

 

※対立止揚は、ヘーゲル哲学に出てくる弁証法
↓弁証法について興味がある方は、こちらがおススメ↓

 対立止揚とは、
あるものをそのものとしては否定するが、契機として(チャンスとして)保存し、より高い段階で活かすこと。
対立と闘争の過程を通じて、発展的に統一すること。

 

つまり、「二項対立」で考えるのではなく、「対立止揚」で考える。

むずかしい(泣)。。

 

でもご安心を。

田坂氏の本で、そいういった不安は不要です。
説明がうまいから。プロだから。

 

この思考法の前に理解しないといけないことは、

「論理思考」とは基本的に「二項対立」的な思考であるという事実。

 そもそも「論理」とは、対象とする世界を「対立する二つの要素」に分割する思考だからである。
例えば、「真と偽」「善と悪」「美と醜」「成功と失敗」「達成と挫折」「勝利と敗北」といった形で、物事を対立的な二つの要素に分解し、

 

「何が真で、何が偽か」

「何が善で、何が悪か」

「いかにして成功し、いかにして失敗を避けるか」

「いかにして勝利し、いかにして敗北を避けるか」

といった形で思考を進めるのが「論理思考」の基本的スタイル。

 

しかし現実は複雑。もっと混沌(こんとん)としたカオスであり、単純でない。

単なる「論理思考」だけで議論する人は、

「思考の浅さ」を指摘される。

 

このように「論理思考」は、「二項対立」的な思考法のため、しばしば、目の前で複雑で混沌とした現実を単純化してとらえてしまい、その現実に上手く対処できなくなる。

 

従って、物事を深く考えるとは、そうした二項対立を超えた世界を見つめる事でもある。

 

ではどうすればいいか?

 

「二項対立」的な思考法の限界を超える思考法が「弁証法」(Dialectic)である。

 

 ↓もう一回おすすめ↓

 

弁証法とは、端的に言えば、対立するものを超えて、より高い視点に立つ思考法のこと。

 

すなわち、弁証法とは、「正・反・合」のプロセスによる「止揚(しよう)」(アウフヘーベン)をめざす思考法のことであり、

ある1つの考え方(正)に対して、これと対立する考え方(反)を取り上げ、これら一見、対立するものを、より高い次元で統合していく(合)思考のプロセスである。

 

↓ もっとわかりやすく。↓

 (以下本文より思いっきり引用)

例えば、子供の教育に対して、優しくするべきか(正)、
厳しくするべきか(反)という議論がある。

 

この議論で、よく耳にするのが、「優しくしなければ、子供の心が折れてしまう」といった意見と、「厳しくしなければ、躾(しつけ)にならない」といった意見の対立である。

 

どちらも一理あるように思えるが、当初、対立的に見えるこの二つの意見に対して、

 

「社会性や協調性など、その子の将来を考えるならば、厳しく処することが必要なときがある。それが、本当の優しさではないのか」

 

「どうしても厳しく処さなければならないとしても、そのとき、その子供に対して、どれほど深い愛情があるのかが問われるのではないか」

 

といった形で互いの意見を交わし、互いの思考を深めていくならば、最終的に、「優しさ」か「厳しさ」かという単純な二項対立を超え、二つの考えを、より高い次元で統合し、より深い理解に到達することができる。

 

これが、「止揚(しよう)」という
思考のプロセスである。

 

もっと弁証法や対立止揚について知りたい方は、先ほどのおススメ本をぜひ!

 

物事を深く考えるためには、単純な「論理思考」による「二項対立」の思考法に陥ることなく、「弁証法」による「対立止揚」の思考法を用いること必要である。

 

会議で議論が対立し、紛糾したとき、この弁証法による対立止揚が有効である。

 

3:課題回帰の思考法

 これはわかりやすい。

「解決の方法」を考えるのではなく、「解決すべき課題」を考える。

ということ。

問題や課題の解決策を考えているとき、「浅い思考」の落とし穴に対して、「深い思考」への転換をもたらしてくれる思考法である。

 

 

具体的な例では、

 

「橋のデザインを考えるな、河の渡り方を考えよ」

 

ということである。

 

もし我々が「橋の設計(デザイン)」について議論しており、議論が壁に突き当たり、「橋の設計」そのものが大きな壁に突き当たったとき、上の一文を思い起こすならば、全く違った発想へと転換することができる。

 

つまり、本来の課題とは、「河を渡ることである」と再認識するならば、「橋」という解決方法だけではない、様々な解決方法が頭に生まれるであろう。

 

トンネルを掘る。フェリーを渡す。ロープウェイを通す。飛行船や気球で越える。河を棒高跳びで越える。河を泳いで渡る。といった解決方法である。

 

「アイデアマン」というのは「バカげたアイデア」を生むことができる人である。

 

よく知られた話として、エレベーターが少ない高層ビル、
なかなかエレベーターがこないと不満があふれた。

 

解決策として、「高速エレベーターに取り換える」「建物の外部にエレベーターを増設する」「人々の出勤時間をずらす」など、いずれもコストや手間がかかった。

 

ある人物の解決策が、この問題を見事に解決した。

 

それは、「エレベーターのドアの横に『鏡』を置く」という解決策。

 

本来の「解決すべき課題」は、「エレベーターの利用者にとって、待つ時間が苦痛である」という本質的な問題に目をむけることによって、「視野狭窄(きょうさく)」を脱し、まったく斬新な解決策を発想できたのである。

 

エレベーターを待っている時間を、自身の身だしなみを整える、自分のファッションを確認するなどに使わしたのである。

 

もう一度復習。

「解決の方法」ではなく、
「解決すべき課題」を考える。

 

 

 

4:水平知性の思考法

 

「垂直知性」で考えるのではなく、「水平知性」で考える

という思考法である。

 

「垂直知性」とは、1つの専門分野を深く掘り下げる知的能力のこと。

一方

「水平知性」とは、様々な専門分野を横断的、水平的に結び付けて物事を考える知的能力のこと。

 

これはまさに、クロスオーバー人材のことだ!
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日経の2019年ビジネス書ランキングでも1位だった本です!

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 優秀な専門家が沢山いるだけでは問題を解決することはできない。それらの専門家の知識を結集し、統合し、その総合的な知識で問題解決に取り組める人材が不可欠だ。

 

水平知性を身につけるにはどうすれば良いか?

3つある。

 

①心の中で「深く大きな問い」を問い続ける

本を読むときでも、「この本の著者は何を言おうとしているか?」という視点ではなく、

 

「この本は、自分の問いに答えを教えてくれるだろうか」という視点で読む。

 

 

↓これについては、この本が役立ちます↓

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②本を読むとき「触発的コンセプト」だけを掴みながら読む。

深く大きな問いに対する「答え」についての発想やアイデアが触発されるコンセプトを「触発的コンセプト」と著者は呼んでいるが、読書を続け、

 

心の中に数多くの「触発的コンセプト」が集まってくると、自然にそれらが結びつき、ときおり、「1つの物語」を語り始める。

詳細は本文でぜひ!

 

 

③「分かりやすい言葉」にする。

それは、「本質を理解する」という意味である

 

なぜなら、難しい専門用語や最先端の用語を「分かりやすい言葉」にするためには、その用語が意味することの「本質」を理解していなければならないから。

 

よい指針になるのは、「〇〇学概論」や「□□学序説」といった表題の書籍である。

 

優れた学者や識者の筆による「概論」や「序説」は、その学問分野の「本質的な問題」を見事に描きだしたものが多く、「水平知性」の思考を身につけ、「スーパージェネラリスト」に向かっての学びをするとき、大きな糧となる。

 

 

5:体験知性の思考法

「文献知性」で考えるのではなく、「体験知性」で考える。

 

「文献知性」の思考とは、物事を考えるとき、書物や雑誌、新聞やウェブなどによって得られた「文献知」によって考えること。

 

「体験知性」の思考とは、自身の経験や体験を通じて得られた「体験知」によって考える思考のことである。

 

「文献知」とは、「言葉で表せる知識」である。

 

「体験知」とは、「言葉で表せない智恵」である。

 

高学歴の人材が、必ずしも深い思考ができるとは限らない。

それは、「文献知」と「論理思考」を偏重する現代の偏差値教育の結果

苦労して経験を積みながら「体験知」を身につけ、論理を超えて深く考える「直観思考」を身につけることが疎(おろそ)かになっているから。

 

「経験」は豊であるが、あまり「体験知」を身につけていない人材も少なくない。

貴重な「体験」から「体験知」を学び取る技法を身につけなければならない。

 

では、その技法とは?

 

「反省の技法」 を身につけることである。

↓ 先に紹介させていただいたこの本にも詳細が書かれています 

 

 

「反省の技法」を身につけるための手順。

3つ。

 

①経験の追体験

会議や商談や交渉、プロジェクトやイベントなど、何かの「経験」をしたとき、
直後にその経験の場面を、時間の流れに沿って、順次、思い起こし、その経験を心の中で「追体験」する。

 

②体験知の振り返り

「経験の追体験」を通じて、その経験のそれぞれの場面で、どのような「体験知」を学んだかを、1つ1つ振り返る。

 

③体験知の言語化

「体験知の振り返り」においては、その経験から学んだ「体験知」を、できるだけ「言葉」にして、同僚や仲間に語ったり(直後の反省)、日記に記録(深夜の反省)する。

(赤字の部分は、著者の様々な本でも紹介・説明・推奨されています!)

 

直後の反省会と深夜の反省日誌については、著者も20年以上続けており、その効果の絶大さを体験しています。だからこそ、色々な著者の書籍で折に触れて語られています。

 

また、次の3つも習慣にすると、さらに豊かな「体験知」となる。

 

1.現在の経験の「反省」

2.過去の経験の「棚卸し」

3.未来の経験の「目的意識」

 

1の反省は、上記した直後の反省会反省日誌をつけて、振り返ること。

2は様々な「過去の経験」を1つ1つ振り返り、やはり、その経験から得られた「体験知」を書き出してみること。

3は、これから何かの経験を積むとき、その経験を通じて、どのような「体験知」を身につけたいかという「目的意識」を明確にする

 

 この後、本書では、「多重人格」の思考法、「自己対話」の思考法と続きます。

まだに本書の醍醐味に入っていきます。

最後の章では、著者は大切なメッセージをくれます。

 

「あなたは、自分の中に『天才』がいることに気がついているか」

 

そのメッセージです。

人間として「謙虚な心の姿勢」を持つということと、自分の才能や能力について、「自己限定」をしてしまうこととは、全く別のことである

 

ここでいう「天才」とは、エゴの叫びのような意味ではない。

ここでいう「天才」とは、

「人間は、誰の中にも、想像を超えた素晴らしい才能や能力、そして可能性が眠っている」という意味である。

 

では、その自己限定をせず、自分の想像を超えた素晴らしい才能や能力を引き出すにはどうすれば良いのか?

 

そこに興味がある方は、ぜひ一度本書をとって読んで頂きたいです。
著者にしては少し広くやや浅くといった内容でしたが、初めて田坂広志氏の本を読むにはもってこいの一冊だと思います初めての方にとっては浅くないかも!。
本当に考える習慣、考え方が変わると思います。おススメです!

 

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直観を磨く 深く考える七つの技法 田坂 広志

 

 

 

「課長のABC」 石田 淳

日経ビジネスで開催されている
「課長塾」、その内容が一冊の本に。

「どのようにマネジメント」すれば良い成果をチームで出すことができるのか?
そんな疑問に的確な「答え」をくれる管理職必読の書だと思います。
「行動科学マネジメント」を確立し、課長塾の講師も務める著者だから書けた一冊。

 

「部下に仕事を好きになってもらう必要などない。
 結果を出してもらうことにフォーカスして考える。」

この一文だけでも、今までなかった考え方だと思います。
こういった内容が満載です。

 

もし、「マネジメント」を複雑で難しいものだと感じているとしたら、それは、そもそもそこにどんな基本項目があるのかすら、教えてもらっていないから。

 

マネジメントは人の「内面」を理解しないとできないものではない、全ては基本の組み合わせだけ

  

課長のABC

昨年(2019年10月)にこの本が出版され、研修に匹敵する内容であることに驚きました。上記の日経ビジネス主催の「課長塾」経験者の私や同僚も「えー!」って感じでした。本当にこの本は役に立つ本です。

 

 この本はこのような方にぜひ読んでいただきたいです。

・そもそもマネジメントってどうすればいいのかわからない

・マネジメントを学んだことがない

・部下やメンバーが自分の思っているような成果を出してくれない

・部下が育たない

・生産性が悪い

・部下のために色々な面で犠牲になっている

・自分の仕事だけでもいっぱいいっぱいなのに、マネジメントまで手がまわらない

こんな悩みを持たれている方は多いはず。必ずこの本は、解決策をくれます。

 

 

著者は、ウィルPMインターナショナル社長兼CEO。
社団法人行動科学マネジメント研究所所長、社団法人組織行動セーフティマネジメント協会代表理事。

米国の行動分析学会員。日本行動分析学会会員。

米国のビジネス界で大きな成果を上げる行動分析を基にしたマネジメント手法を、日本人に適したものに独自の手法でアレンジして「行動科学マネジメント」として確立。

日経ビジネスの「課長塾」をはじめ、多くの研修・セミナーで講師を務め、人気を博している。

 

 

 この本は大きく5つの章に分けられています。

第1章:部下を育てる

第2章:組織を考える

第3章:行動で考える

第4章:習慣を見直す

第5章:将来に備える

マネジメントをする役職についたときは、まず第1章と第2章を熟読して実践していただきたいと思います。まずは部下を育て、部下が勝手に成果を出せるチームにし、自分の時間を作り、良い組織への変革者になる。

 

 

第1章:部下を育てる

 

・「褒めているこちらの気持ちをわかってほしい」は捨てる。
 「叱っているこちらの愛情をわかってほしい」はなおさら捨てる。

 

もともと他人の心などどうこうできるっものではない。
(ドライに聞こえるかもしれないが)

部下があなたの指導にどれくらい感謝しているとか、部下が褒められたことをどれくらい喜んでいるとか、考えることをやめる。意味がない。

それよりも行動を見る。

あなたが褒めたことで部下の望ましい行動が増えたなら、確実に「褒めた効果」が出ているということだ。

 

 

 

・部下の呼びかけや提案には、まず「いい反応」をする。
 細かい指摘は、そのあとゆっくり考える。

 

検討した後には、問題点もいろいろ出てくるだろう。しかし、そうしたことを指摘する上でも、最初に肯定的なメッセージを送っておくことが大事。それによって部下は、上司の指摘に素直に耳を傾けてくれる。

 

「ありがとう。大変だったろう。ちらっと見たけどなかなか興味深いね。
今度の週末にじっくり検討させてもらうから、時間をくれるか?」

 

すぐに肯定的な反応を。

 

 

 

・部下に仕事を好きになってもらう必要などない。
 結果を出してもらうことにフォーカスして考える。

 

上司世代は、「認めてもらいたいなら頑張れ」という発想になりがち。
若者たちは、「ありのままの自分」を承認してほしい。

 

なぜ仕事をするのか?という問いに対して、
「仕事が好きだから」なんて答える人は、今日ではほとんどいない。

お金のため、家族のため、遊びたいから。そういう答えが圧倒的。

 

間違っても「仕事をすきになれ」なんて言ってはいけない。
相手にとっては苦痛以外の何ものでもない。

 

 

 

・かっこいい言葉やスローガンなんていらない。
 具体的な行動に落として「どうすればいいか」を伝えるだけ。

 

 

「さっきの件、OK?」
「取引先への報告、大丈夫?」
「体調は?OK?」
「その資料整理、ちょっと大変だけど、大丈夫?」

 

部下は「大丈夫です」、「OKです」としか答えられない。答えるしかない。
つまり、「OK?」「大丈夫?」は、部下を追い詰める結果になっている。

 

部下たちが上司に求めているのは

「行動に移せる具体的な指示」。 

 

 

 

 ・自分にとって良かった経験を部下に強いてはいけない。
 それは、部下にとっては悪い経験かもしれない。

 

今の新入社員たちは、「楽しい生活をするためにはお金はあったほうがいいということはわかっている。しかし、自分の能力と楽しい生活についてはあまりリンクして考えていない。

 

「あなたのためを思って」という論法は必要ない。
こちらがよかれと思っていることと、相手が望んでいることが一致していることはあまりない。

 

 

働く理由が、マネージャー世代とは違う。

あなたにとって必要なのは、若い部下が会社にやってきて仕事をこなしてくれること。
そこで結果が出ればいいのであって、働く動機づけ条件を、自分と同じものにしてもらう必要などない。

 

 

・「意識」という曖昧(あいまい)なものを職場に持ち出さない。
 ましてや、その高低など推し量ることはしない。

 

意識だけでは、ミスを食い止めることはできない。大事なのは、従業員に取ってもらいたい行動を具体的に示すこと。

 

「もっと意識を高く持て」 「状況を意識して動け」 「自分の意識次第だ」
必要ない言葉。曖昧で意味がない。

 

 

・目を見て挨拶したり、一声かけたりといった小さなコミュニケーションが大事。
 それでも、万全ではない と割り切る。

 

どう努力しても部下は突然辞める。

 

部下は上司が嫌いだから不愉快な手法(退職手続き代行サービス)を取っているわけでもなく、むしろ摩擦を少なくしたいと考えているわけだ。

となれば、こうした最悪な辞められ方は、これから増えてくるだろう。
それを「最悪」と解釈しない受け止め方が必要になってくるのかもしれない。

 

・「部下にこれを言うべきか」判断に迷ったら、
 それが成果に直結するかどうかを最優先して考える。

 

マネージャーの最も重要な仕事は、部下に気持ちよく働いてもらうことでも、部下に成長の機会を与える事でもない。部下に成果を上げさせること。

 

 

 

・価値観は仕事の能力とは関係ない。

 だから、部下の価値観に興味を抱かないこと。

 

多くのマネージャーが、彼らが無意識のうちに部下の行動を自分の価値観と照らし合わせ、苦しんでいる。

 

「仕事とは何なのか」という根本的な部分で、上司たちが想像しているよりもはるかに、若者たちの価値観は多様化している。

 

LINEの返信が遅くても、既読になかなかならなくても、そんなことに興味をもたない。
「価値観が違うのだから。」

 

 

 

 

 第2章:組織を考える

 

・今すぐマニュアルを見直してみる。
 あなたにとって完璧なら、部下はきっと使いこなせない。

 

マニュアルで大切なのは、活用する側の行動のステップ。
そのステップに合わせて、必要最低限の3要素くらいが書かれているくらいでいい。

その方が結果につながる。

 

 

・5分でいいから部下とマメに話をする。
 性別などの属性を排除して「その人」と話をする。

 

結局のところ、「話をしなければ人はわからない」。

 

大事なのは現場でのスピード感。現場で働く従業員の気づきや要望を、誰よりも早くキャッチできるのはマネージャーだ。
そのために、従業員ともっと密に個別のミーティングを行うべきだ。

 

 

・スケジュール管理はデジタルに頼らず、
 定期的にアナログに書き出して整理する。

 

今抱えている仕事を全てポストイットに書く。
1つのポストイットには1つの仕事。

そして優先順位をつけて並び替える。

排除する仕事を見つけて横におく。

 

漠然と多くのことを抱え、「これを全部やらなくては」と考えていたら、いつもストレスフルな状態に置かれ、メンタルをやられてしまう。

 

だから、定期的にアナログに書き出して整理する。

 

 

・あなたの仕事から余計な作業を取り除き、
 結果に直結する行動をあぶり出せば若者は残る。

 

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↑この本も参考になります↑

 

 離職率の低い職場に変えるには

・コミュニケーションを増やし、人間関係を強化する

・仕事における行動のハードルを下げ、かつ、どのくらいできているかを計測する。
 そして多くの行動が取れるように導いてあげる。
 つまり、「仕事を簡単にしてあげる」こと。

 

 

 

・仕事より先に遊びの予定を立て、部下に宣言する。
 同じことを部下にもしてもらう。

 

 有休休暇をとるのも上司の仕事。

 

仕事で100%の力を発揮するためには、遊びが必要。間違いない。

 

部下がいきなり「体調が悪い」と休むのと、「ハイキングに行きたい」という理由で1か月前から有休申請をしてくれるのと、どちらがいいか。言うまでもない。

 

 

このように、第1章と第2章の中から、ちょっとだけポイントを書きましたが、今までと違う視点での考え方がいくつかあったと思います。
さすが日経ビジネスで続いている研修「課長塾」のエッセンスが詰まった本だと思います。研修に行くのも1つですが、まずはこの本から得られた知見を実践してみるのはどうでしょうか。

熟読→実践→反省→熟読→実践・・・その繰り返しを2,3回すれば、チームの雰囲気、仕事の成果に変化が表れてくると思います。

管理職になったばかりの方、管理職をある程度の年数しているけどなかなか成果が出ない、ストレスでイライラしている方。おススメの一冊です。

 

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課長のABC (2分で変わるマネジメント) 石田 淳

 

 

 

「あやうく一生懸命 生きるところだった」 ハ・ワン

これから仕事がより高度になっていくこの世の中で、
どんな価値観や考え方を持って生きていけば、
息切れしない、結果的に「後悔しない人生」を送ることができるのか。
そのためのヒントがたくさん詰まった本(エッセイ)でした。

 

時には立ち止まる勇気も必要。
らしく生きる。 そう。
自分らしく。


こういう人生を送る人、これから増えてきているんだろうな。

 

たまには自分を休ませてあげる、そんなに頑張って頑張って根詰めない、
競争や他人との比較ばかりを自分の中心に置かない。
そんなことをしても結局は・・・。

 

お風呂でゆっくり半身浴でもしながら、
たまにはこういう本を読むのも良いなと思いました。

ちょっとビジネス書とは違うけど、こういう価値観、生き方、考え方、ライフスタイルもあるんだな、と共感できる部分が多かったです。

 

あやうく一生懸命生きるところだった

こんな人におススメしたいな と思いました。きっと役立つと思いました。

・毎日仕事ばかりで何のために生きているかわからなくなってきている

・やりたい仕事じゃない仕事に就いている

・やりたい仕事に就けたけど・・・何か違うと感じている

・頑張っても頑張っても評価されない

・人より努力しているけど成果が出ない

・仕事以外でも疲労がたまってきている

・正直、もう疲れた~!

 

そんな方に、ぜひ休憩のつもりで読んでいただきたいです。

特にぬるめのお風呂にでも漬かりながら。寝る前に優しい明りの下で。

 

著者は、イラストレーター、作家。

1ウォンでも多く稼ぎたいと、会社勤めとイラストレーターのダブルワークに奔走(ほんそう)していたある日、「こんなに一生懸命いきているのに、自分の人生はなんでこうも冴えないんだ」と、やりきれない気持ちが限界に達し、40歳を目前にして何のプランもないまま会社を辞める。

フリーのイラストレーターとなったが、仕事のオファーもなく、さらには絵を描くこと自体それほど好きでもないという決定的な事実に気づく

 

 

 

□以下心にグッときたところを少しだけ紹介します。

 

・振り返れば、いつも過程(プロセス)を
 楽しんでこなかった

何かに没頭(ぼっとう)するのは嫌いではないけど、何かを作り出す過程より、その結果にしか興味が無かった。

 

いかに早く、楽に、安く、誰かの望通りの成果物を作り出すか、その経済的な観点のみを求めていたから、その途中経過を楽しもうなんて思いもしなかった・・・

 

 

 

・「一生懸命頑張ります」 僕らは、この言葉を
イヤというほど口にしながら生きている。

 

一生懸命生きるのはつらい。それは我慢の人生だから。

同じ人生なら「一生懸命」より「楽しく」。

 

「天才は努力する者に勝てない。努力する者は楽しむ者に勝てない。」

 

注意:必ずしも、人に勝とうとして楽しむものではない。

誰かに勝つことが目的になった瞬間、楽しめなくなると思うから。

 

・何のために一生懸命頑張っているのだ?

ところで気になるのは、何のレースに出ているの?

誰が一番お金を稼ぐでえしょうか大会?

誰が一番最初に家を買うでしょうか大会?

誰が一番出世するでしょうか大会?

 

正体不明のレースで好成績をたたき出そうとみんな必死に生きている。

 

・努力は僕らを裏切ることもある?

「一生懸命やりなさい」
「頑張らない者は何事も得られない」
「努力なしに得た成功は成功じゃない」

こんな精神論を小さいころから言われ続けていた。

でも、

「必死に努力したからといって、必ずしも見返りがあるとは限らない」

「必死にやらなかったからといって、見返りがないわけでもない」

人生とは皮肉なのである。

見返りはいつだってきまぐれだ。

 

 ・絶対にあきらめない? それって執着かも。

 

ほかの選択肢がないと妄信してしまうことがいかに愚かであるか。

ほんの少し顔を上げて周りを見渡すだけで、ほかの選択肢がいろいろとあると気づく。

それなのに執着してしまうとそれが見えなくなる。

 

たった1つ、この道だけが唯一の道だと信じた瞬間、悲劇が始まるのだ。

 

あまりにもつらく、耐えがたいならあきらめろ。

あきらめたって問題ない。

道は絶対、1つじゃないから。

 

 

・必要なのは失敗を認める勇気

今までいくら投資したと思っているんだ。手放すなんてもったいない!

ストップができない。

コンコルド効果というらしい。

 

賢明な人生を生きるうえでは、あきらめる技術も必要だ。

あきらめる技術と失敗を認める勇気。

努力と時間が実を結ばなかったら、潔(いさぎよ)くふっきる勇気。

失敗しても、新たなことにチャレンジする勇気。

 

我慢してやみくもに努力することだけが能力ではない。

 

 

・人生に「正解」を求め過ぎたばっかりに

 

僕らは人生を望み通りに進められると信じているが、たった一度の波にさらわれる、か弱い存在なんだ。きっと。

 

全てが自分の選択にゆだねられると考えるのは実に傲慢(ごうまん)だ。

 

人生の全てをコントロールしようと考えてはいけない。

だって、そもそも不可能なのだから。

すべて自分のせいじゃなかったんだと思えた。

 

 

 ・そこまで深刻に生きるものじゃない

 

よく人生は「なぞなぞ」にたとえられたりする。

 

そうだ。本来、楽しむことが目的のなぞなぞに、僕らはあまりにも死に物狂いで挑んでいるのではないか?

 

答えを探すことだけに集中し、問題を解く楽しさを忘れてはいないだろうか?

 

深刻になり過ぎる必要はない。

毎度毎度、真摯に向き合わなくてもいい。

答えを探す必要はもっとない。

 

人生は「答え」じゃなくて「リアクション」が重要な試験なのだから。

 

 

 ・失敗したらどうする?

 

思いっきり後悔すればよし。

 

そう。超簡単。

 

 

・人生に「ムダ足」というエッセンスを。

 

明確な目標と目的がある行動は、いわば「成就」の領域であり、「楽しみ」ではない。

 

偶然の楽しみでいっぱいの目的のない一歩。

これこそが人生を豊かにしてくれる醍醐味なのかもしれない。

目的のない、優雅なムダ足を楽しもう。

楽しみとはそんなときに訪れるのかもしれない。

 

 

・いつかはみんな会社を辞める。

 

僕のような人間は、1つ終わらせて、やっと次が見えてくる、そういうタイプなのだ。

 

1つ明らかなことは、永遠に会社に通い続ける人なんていない ということ。

いつかはみんな退職する。

僕はほんの少し早く会社員を辞めただけ。

 

 

・たとえ片思いに終わったとしても

 

「少なくとも、誰かのせいにするような選択だけはするなよ」とだけは言えた。

 

自分の心に従えば、少なくとも誰かのせいにすることはない。

 

成功しても、失敗しても、すべて自分の責任。そう思えば少し気が楽になる。

自分の人生なら、そうすべきじゃないだろうか?

 

試しもせずにあきらめると、あきらめたことは心の片隅にずっと残り続けるから。
僕らには挑戦する権利がある。

 

 

・お金のために自由を後回しにしない

 

たぶん、お金のために自由を後回しにし続けていれば、僕らは一生自由になれない。

自由を知らないまま老いて死ぬコースの一択しかない。

このままでは危ない。人生は一度きりなのに!

 

夢見た通りにいかなくても、人生が終わるわけじゃない。

与えられたこの人生を生き続けるだけだ。

結局今をどう捉(とら)えるかの違いだ。

 

 

 

 

著者は、ごろごろしてはビールを飲むことだけが日課になった。特技は、何かと言い訳をつけて仕事を断ること、貯金の食いつぶし、昼ビールを堪能など。書籍へのイラスト提供や、自作の絵本も1冊あるが、詳細は公表していない。

 

 

この本を読んで、間違いなく言えることは、

「よし!私もすぐに会社を辞めて、この著者のような人生を送ろう!」とならない

ということ。多分。

なぜなら、全部著者は正直に書いてくれているから。

でも、なぜか著者の言葉が心にすっと入ってきます。

マインドフルネスもいいけど、こういう読書でのマインドフルネスもあるんだな。

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ちょっと一息つきたい方にぜひおすすめの1冊です。

 

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あやうく一生懸命生きるところだった

 

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あやうく一生懸命生きるところだった ハ・ワン

 

 

「GIVE & TAKE 『与える人』こそ成功する時代 アダム・グラント

メンタリストDaiGo氏もおススメしている超人気ビジネス書

しかし、この本が「役立つ」のは

もはやビジネスだけじゃない。

ギブアンドテイク give & take

 アマゾンUS第1位(リーダーシップ部門)
読むべきベスト・ビジネス書(フォーチュン誌)
24カ国語で翻訳された注目の書!

と帯裏に華々しく書かれていますが、決して誇張し過ぎていないことに読んで気づきました。読んでからネットを見ていると、あのメンタリストのDaiGo氏も

 

「100倍の値段、
   18万円でも買いますね!」


とYou Tubeで言っていたことにもうなづけました。

 

 

確かにこの本はずっと本棚に置いておいて、折に触れて読み返したい、

そう思わせてくれました。約380ページくらいあるのでなかなか読むのが大変のように思いますが、心配ありません。ぜんぜん平気。

 

 

とても豊富な事例とデータ「これでもかっ!」というくらい書かれていますので、読みやすいと思います。

つまり難しい理論や専門用語が並んでいないので大丈夫です。

 

 

2014年1月に発売されて現時点(2020年2月)で既に6年以上が経過している。
それにも関わらず、AMAZONランキング406位!!しかも中古品も全然安くなっていない!!もっと早く読みたかった、出合いたかったと本当に思いました。

 

 著者は、ペンシルべニア大学ウォートン校教授。組織心理学者。1981年生まれ。同大学史上最年少の終身教授。「フォーチュン」誌の「世界でもっとも優秀な40歳以下の教授40人」、「ビジネスウィーク」誌の「Favorite Professors」に選ばれるなど、受賞歴多数。まさに注目の教授が書いたベスト・ロングセラー!

 

 

 『あの「影響力の武器」の著者であるロバート・チャルディーニもこの本を絶賛しています。』

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この本では、人を3つのタイプに分けて話が進んでいきます。その3つとは、

・ギバー(Giver:人に惜しみなく与える人)

・テイカー(Taker:受け取る人、
        自分の利益を優先する人)

・マッチャー(Matcher:バランスをとる人、
            損得を考える人)

です。

 

 

ギバーといっても、「ひたすら他社に与え続ける人」ではなく、
テイカーといっても、「ひたすら人から取ろう、奪おうとするだけ」ではないです。
これでは世の中と折り合いがつかないからです。

 

 

どのタイプでも最終的にはこの本のタイトルにある通り、「ギブ&テイク」になることには変わりがない。
いずれにしても人はギブしたりテイクしたりしながら仕事をし、人間関係を築き、時には恋愛もし、生きています。

 

「要するに世の中は「ギブ&テイク」で成り立っている」

じゃあ、なぜこの本がそんなに世界中でヒットし、多くの人に読まれ続けているのか?

 

 

それは、結論から言いますと、

この本を読むと多くの人が

 


自分もギバーになって幸福になり、
魅力的な人間、最高だと思える人生を歩みたい!!

 

そう心の底から思わせてくれるからです。

 

 

じゃあ なぜ、ギバーになれば、幸せや最高の人生が手に入る!と読者に思わせることができるのか?

 

 

それは、非常に多くの調査結果による
「ギバーが成功した事例、幸福になった事例、成就している事例、そして様々な裏付けとなるデータ」
がこの本に書かれているからです。

 


しかもわかりやすいストーリーで書かれていて読みやすいからです。テイカーの場合やマッチャーの場合と比較しながら数々の事例を書いてくれているからです。

 

 

その事例1つ1つ、調査した人の実名や所属している大学や団体が著者を筆頭に掲載されていて、その真実味、リアルさが他の書籍と一線を画しています。

 

 

 

しかし!
話しは戻りますが、
どのタイプでも最終的にはこの本のタイトルにある通り、「ギブ&テイク」になる

 

どういうこと?じゃあ、そのタイプは何が違うの?

 

それは、ギバーとテイカーとマッチャーでは、


「ギブ&テイク」にいたるまでの過程
 が全く異なる。」

のです。


まずその3タイプは、それぞれどのように「ギブ&テイク」にいたるのか?
という部分に注目して要所要所に書かれています。

 

 

 

そして、また面白い事実が序盤に出てきます。

 

 

世の中の人を、ギバー、テイカー、マッチャー
に分けたとき、
一番収入も多く、幸福な人生を送っているのは、
どのタイプか?
という調査をされました。

 

どのタイプだと思いますか?

 

 

 

 

 

そうです。

 

 

 

 

 

予想通りです。

 

 

 

 

 

それは、やっぱり「与える人」ギバーなんですね。

 

 

 

ではもう1つ問題です。

 

 

 

では逆に、最も収入が少なく、幸福度が低かったのは
どのタイプだと思いますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちょっと予想してみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

調査の結果、この最下位層も

 

ギバーだったのです。

 

んん!!??

では、この最上位層のギバーと
   最下位層のギバーとでは、

    いったい何が違うのか!?

 

そこもこの本で面白いところの1つです。

 

 

 

 

以下ポイントだけ抽出

 

・テイカーの頭のなかにあるのは、ひたすら「テイク&テイクン」である。自分から奪い取る。それでもテイクするためには、その過程で手段としてとられるもの(テイクン)がでてくるのもしかたがない。これがテイカーの思考と行動。

 

 

ギバーまずギブしようとする。相手のことを考え、真っ先に相手に与える。その時点では頭の中に、目的としてテイクがあるわけではない。それでも結果としてギブが自分に返ってくる。
ギバーは「ギブ&ギブン」である。見返りなど関係無しに、まず先に人に与える。その結果、計算なしに「どこからかお返しをもらえる」。

 

マッチャーは、人間関係の損得はお互いに五分五分であるべきだと考えている。彼らはいつも頭の中にバランスシート(BS)をもっている。
「これだけしてもらったから、私も同じくらいお返しをしよう」という思考と行動。

 多くの人が、このマッチャーであることが多い。

 

 

 

・多くの人は「他者に利益を渡す=自分の利益がなくなる」と考える。
だから、「他者のために何かしてあげたい」「ギバーになりたい」と思っても、なかなか行動できない。

 

 

しかし、「自己利益」と「他者利益」は相反するものではない。
「他者に利益をもたらすためには、
     ”自己犠牲”は必要ない」

 

 

 

成功するギバーは、「自己犠牲」ではなく、
「他者志向性」をもっている。


「他者志向性」とは、たとえばチームで仕事をするときに、自分の取り分を心配するのではなく、みんなの幸せのために高い成果を出す、そこに目的を設定する。

 

 

 

 

・仕事の評価は自分でするものではない。それが仕事である以上、他者に評価されてこその仕事だ。

この本が描くギバーは、この当たりまえのことを仕事で実践している人々である。

 

 

 

与えることが望ましい結果を生むかどうかは、
 その「与え方」にもよる。

一方が得をすれば他方が損をするというゼロサムゲームや、どちらか一方が勝つか負けるかという関係では、与えることが利益をもたらすことはまずない。

 

しかし、世の中の大半はゼロサムゲームではない。最終的にギバーは見返りを手にすることになると言ってよい。

 

 

 

 

・ギバーであることは100メートル走では役に立たないが、
マラソンでは大いに役立つ。
つまり短期的には損をしたように見えても、長期的には素晴らしい結果をもたらす。

 

 

 

 

・成功しているギバーは、4つの重要な分野

「人脈作り」「協力」「人に対する評価」「影響力」

で、独自のコミュニケーション法を用いる。

 

「人脈作り」・・・新しく知り合った人々と関係をつちかい、以前から付き合いのある人々との結びつきを強めるための画期的なアプローチ

 

「協力」・・・同僚と協力して業績をあげ、彼らの尊敬を得られるような働き方

 

「人に対する評価」・・・才能を見極めてそれを伸ばし、最高の結果を引き出すための実用的なテクニック

 

「影響力」・・・相手に自分のアイデアや関心事を支持してもらえるようなプレゼンテーション、販売、説得、交渉するための斬新な手法

 

 これら4つの分野すべてにわたって、成功しているギバーの行動の
どこがほかの人と違っているのか?、
約180ページにわたって、様々な事例や調査、及びその結果を使ってわかりやすく紹介されています。

 

 

『紹介される事例には何度も同じ人も出てくるので(ギバーの人、テイカーの人など)だんだん愛着さえわいてきます。』

 

 

 

名刺ファイルとフェイスブックを見直せ

驚いたことに、休眠状態のつながりからもらったアドバイスのほうが、現在進行形のつながりからもらったものよりも価値がある。

より多くの新しい情報をもたらすからだ。

年をとればとるほど、休眠状態のつながりはますます増えていき、また、さらに貴重なものになっていく。

 

 

・全てのエンジニアのうち、もっとも生産的だったのは、しょっちゅう助けていた人々であり、受け取るより多くを与えていた。彼らは正真正銘のギバーで、最高の生産性と最高の地位を手に入れ、同僚から尊敬されていた。

 

 

 

・テイカーである代償も、ギバーである利益も、どちらも増幅する。

 

 

 

・成功の秘訣を一語でいうなら、それは「寛大さ」だ。
「寛容であることをモットーに人とかかわっていれば、見返りもおのずとついてくる。

 

 

 

人間は「他人がしてくれたこと」より、「自分がしてあげたこと」に関する情報をより多く手に入れる。自分がした努力はすべてわかっているが、パートナーの努力については一部を目撃するにすぎない。だから、誰が偉いのかを考える時、自分自身の「してあげたこと」をよりわかっているのは当然だ。

 

 

悪気はなくても、人は自分の貢献を過大評価し、他人の貢献を過少評価する。
「責任のバイアス」は、協力関係が失敗する大きな原因だ。

 

 

 

・「責任のバイアス」は、他の人の貢献より、自分の貢献に関する情報のほうが多い場合には起こることを思い出してほしい。お互いの貢献度を正しく判断する鍵は、「他人がした貢献に注目すること」である。それには、

自分自身がやったことを評価する前に、相手がしてくれたことをリストにする

だけでよい。

 

 

 

・ギバーは不正解の場合は自分が責めを負い、正解の場合はパートナーの手柄にした。
うまくいかないときは自分が責任を負い、うまくいっているときは、すぐにほかの人を褒める。

 

 

 

 

・プレゼントを贈る側は、独自の贈り物をするほうがいいと考えたのに対し、受け取る側は、「欲しいものリスト」にある贈り物のほうを好む。

人を真の意味で助けるには、自分のものの味方の外に出なければならない。

 

 

 

・教師が生徒の可能性を信じたために、「自己成就予言」(他人から期待されると、それに沿った行動をとって期待通りの結果を実現すること)が働いたのである。

成績のよくない生徒や、差別を受けているマイノリティグループの生徒の成績と知能検査のスコアを向上させるには、教師が生徒に対し、
期待を抱くことがとりわけ重要だということなのだ。

 

『これも仕事でも家庭でもすぐに役立つ!』

 

 

 ・訓練兵がミスをしても、小隊長はそれを能力が低いせいだとは思わず、
学びのいい機会だととらえた。
小隊長の協力的な態度によって、訓練兵は自身と能力を高め、より高い功績を達成できるようになったのた。

証拠が示すところによると、リーダーが部下の可能性を信じれば、軍隊に限らず、多くの環境で「自己成就予言」を生み出すことができる

 

 

 

 ・マッチャーのほうがずっと「自己成就予言」を引き起こす力が備わっている。
しかし、マッチャーの欠点は、相手が高い能力を示すまでは待っていることだ。
危険を冒したくないので、見込みがあるというはっきりした証拠を手にするまでは、助けを差し控えることが多い。

 

 

 

・テイカーはうまくいっていない投資に責任を感じ、自分のプライドやメンツを守るため、さらなる投資をしようとする。

立場を固定することによって、意思決定をする人間は失敗の可能性を隠し続けることができるので、こうした行動はテイカーの視点からは合理的に見えるのだ。

 

 

これに反し、ギバーは同僚と会社を守ることを第一に考えるので、進んで失敗を認め、柔軟に意思決定しようとする。

 

 

人は自分よりも他人のために選択するとき、より的確で創造的な決断が下せる
という。
自分中心に考えると、エゴを守ろうとすることによって決断が歪められるだけでなく、考えうるあらゆる局面に適した選択をしようと悩むことになる。

 

 

しかし、
ギバーがごく当たり前にやっているように、他人を中心に考えて選択すれば、エゴや些細な事柄に振り回されることは少なくなる

 


ギバーは全体を見て、ほかの人々にとって一番大切なことを優先させるからだ。

 

 

 

 ・ギバーは、「自分への影響を気にかけることなく、周囲からの批評を受け入れ、それに従って行動する傾向がある。」

 

ギバーには、自分の決断が同僚や会社に与える影響のほうが重要なので、
長い目で見てよりよい選択をするためなら、
さしあたって自分のプライドや評判が打撃を受けてもかまわないと考える。

 

 

 

・信望とはどのようにすれば集められるか。

テイカーの強気なコミュニケーションの対局にある「ゆるいコミュニケーション」も人に影響を与えるためには必要。

強引な話し方はせず、不明な点があれば明らかにし、人のアドバイスを喜んで受け入れる。

 

『おー、これはリーダーシップ講義を思い出す!』

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 弱点を隠さず、弱さをさらけ出し、拒絶や障害や躊躇(ちゅうちょ)をうまく利用して会話を進めていく。

 偉そうにすればするほど、反発も大きくなる。ゆるいコミュニケーションも取り入れる。

 

 

 しかし、
弱みを見せても効果があるのは、周囲の人々に有能だと認められている場合に限る。

 

『これ ↑ けっこう重要ですね。
リーダーシップ講義にもありますが、そもそもリーダーになっているということは、周囲から認められているということ。何もないのに弱みばかり見せても逆効果ですね。』

 

 

控えめに話さないほうがいい立場が一つだけある。

それはリーダーシップを担っている場合だ。

 

 

・平均的な志願者がヘマをしたときには、好感度はさらに下がったのに、達人がヘマをすると好感度がいっそう上がった。
心理学ではこれを「プラットフォール効果」と呼ぶ。

 

 

 ・ギバーにできる一番のこと。

それは、「質問すること」。

そして、「じっくり聴くこと」。

 

 

 質問をし、その答えにじっくり耳を傾けることで、グランブルズ(事例に出てくる人)は顧客に、自分の関心事を大切に思ってくれていると感じさせたのである。

 

 

 

理屈では、周囲の人間について知るためには、相手の話を聞くのが一番だろう。自分が話さないほど、グループについていっそう知ることができるはずだ。

 

しかしペネペーカー(事例に出てくる心理学者)は、実際にはその正反対であることを発見したのである。つまり、
人は話せば話すほど、いっそうグループについて知ったと思うものなのだ。

 

テイカーのように話をして会話を牛耳ると、ほかの人が一言も話していなくても、周囲の人のことがわかったような気になるのである。注意すべきことだ。

 

 

 

・テイカーが「利己的」で、成功できないギバーが「自己犠牲的」なら、

成功するギバーは「他者志向性」といっていい。

自分を犠牲にして与えていれば、すぐにボロボロになってしまう。

「他者志向」になるということは、受け取るより多くを与えても、けっして自分の利益は見失わず、それを指針に、「いつ、どこで、どのように、誰に与えるか」を決めることなのである。

 

 

・共感の罠から抜け出す方法は、

相手の気持ちを考えるのではなく、相手の考えていることを推察する。

双方の利益が対立する短期間の交渉においては、

相手の心ではなく、頭のなかに注目することで、大いにギバーの有利になる。

誰がギバーで誰がテイカーか注意を払うのだ。

 

 

・テイカーと付き合うには、マッチャーになればいい。

良い行いは決して忘れず、悪い行いをときどき大目に見る。

「寛大なしっぺ返し」では、3回に2回は張り合うが、3回に1回は協力的な態度で応じるのだ。それがギバーがテイカーとうまく付き合う方法である。

 

寛大なしっぺ返しは、他者志向の戦略である。自己犠牲タイプのギバーがいつでも人を信用するという間違いを犯しているのに対し、

他者志向のギバーは信用することを基本としながらも、

その行動や評判からテイカーだとわかると、ギブ・アンド・テイクのやり方を使い分ける。

 

 

 

・テイカーを相手にするときには、自衛のために、マッチャーになるのがいい

ただし、3回に1回はギバーに戻って、テイカーに名誉挽回のチャンスを与える。

 

 

 

・自分より他人のために交渉したときのほうが、はるかにうまくいく。

解決策は、自分自身を他者に代わって交渉する代理人だと考えることだ。

ギバーがほかの誰かを擁護する場合は、いくら強引であっても、それは「他人の利益を守り、背中を押してあげたい」というギバーの価値観にしっかり沿ったものなのだ。

 

他の人の代理人として振る舞うことは、ギバーとしての自己イメージと社会的イメージを保つための効果的な方法なのだ。

これを「関係説明」と経済学者のバブコックと同僚たちは呼ぶ。

 

 

・全体のパイを大きくし、「勝ち勝ち(ウィン・ウィン)交渉」を成功させる手助けをしてくれたのは、「人の視点でものを見る」ことだった。

 

 

ギバーにしろ、テイカーにしろ、マッチャーにしろ、どれか1つのタイプで人生の全ての領域に対処する人はまずいない。

グループにおいて与えることが当たり前になると、たとえほかの場所ではテイカーやマッチャーのように振る舞っていたとしても、メンバーもそれを支持して与えるようになる。

 

 

みなさん、自分の中にいるギバーを過少評価しているのではないですか?

往々にして人は、他人はギバーでないと思い込み、相手に与える気をなくさせたりするような行動や言動をとるようになる。

与える状況を意図的に作り出すことにする。

テイカーをギバーとして振る舞わせる状況を作り出す。

そして鍵は、与えることを人目にさらすことである。

 

 

 

長々と書いてしまいましたが、ここ見直したいなー、思い出したいなーと思うポイント全部書こうとしても書ききれませんでした。

これでもまだ半分もいっていません。

それくらいビジネスに、いや、人生に役立つ示唆や気づきがたくさん詰まっています。この本は恐らくこれから何十年も読み継がれていく本だと思います。

ビジネスや人生で成功したい方は必読の書かもしれません。

おススメです。

 

 

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selfish トマス・J・レナード

 



「信じられないくらい

セルフィッシュ(我がまま)になれ!」

 

「本当の自分」を出さないと、そこには何もなく、人を惹きつけることはできない。
人が何かをするときの最優先の目的は、

   自分の心の平穏を保つことである。

これを置いて他にはない。

 

なんて気になるタイトル!と思い、早速購入して読んでみました。
これは当たりでした。一生近くの本棚に置いておきたい自己啓発書の1つになりました。

selfish セルフィッシュ

この本はあらゆる人に役立つ本だと思いますが、特に

・大切なものがなにかわからなくなってきている人

・仕事やプライベートでもっと成長したいと思っている人

・普段、会社や家庭で我慢ばかりしている人

・正当な評価を受けることができず、昇進もできない人

・お金回りがよくない人

・自分の欠点が気になり、自分に魅力を感じない人

・とにかく余裕がない人

・人間関係がうまく築けない人

・ストレスがたまって、しんどい人

そして、「幸せになりたい人」

 

 

著者は、パーソナル・コーチングの父。
世界で初めてパーソナル・コーチングの取り組みを始めた1982年ころから、数えきれないくらい多くの個人や企業のクライアントを最高の状態へ導いてきた。
92年にコーチ大学を創設、98年にはTele Class.comを設立するなど、オンラインでの活動も意欲的に行い、世界30か国で何千人ものパーソナル・コーチを輩出。

本書は、著者が考案した「28の魅力の法則」を余すことなく紹介していて、仕事とプライベートで自分を成長させるシステムの決定版として、現在も読み継がれるロングセラー。まさにコーチング界の神的な存在。

 

著者は言います。
プライベートと仕事の両方で成功したいと思うなら、
この「セルフィッシュ(=我がままでいること)」つまり「自分本位」という言葉に対する新しい見方を身につけなくてはならない

 

著者が考案した「28の魅力の法則」というものがあり、その法則1つ1つが非常に深い。その深い法則に対して、コーチングの父である著者がその法則を身に付けるための方法を教えてくれます。


1つの法則に対して身に付ける方法を10個
わかりやすく説明してくれています。


自分の気に入った法則だけを実行に移すのも良し、いくつかの自分に必要な法則のなかで、いくつかの方法だけを試すだけでも良し。
周りの人から頭一つ考え方が変わることを実感しました。

 

また本書には、自己診断するチェック表が随所に入れられており、自分の今のコミュニケーションスキルや人間関係、健康状態、周りの環境、影響力、ポジティブさなど、様々なスキルや性格、そして状態がわかるようになっています。

そしてその今の状態からどこを修正していけば、よりよい人生になるか、より成功するようになるか、それらがわかるような本になっています。

 

その診断テストやチェックを行ってみて、まずは現時点での自分を知ることがスタートなんですね。そして自分に足りないところがわかる。

 

で、その足りないところは、どのように身に付けていけばいいか?
その方法や法則が書かれている本です。読めば読むほどパーソナル・コーチングの凄さとこの本の凄さに感動しました。

 

ポイントとして、

法則1
「信じられないくらい
    セルフィッシュになれ!」

 

 

信じられないくらい
セルフィッシュになるための10の方法

 

 

方法
①今の時代、セルフィッシュ(我がまま)になるのは悪いことではないと心得る

 

はるか昔、人間は集団生活をしていた。食べ物を集めるのも、動物を捕まえるのも。
自分のことしか考えない過度に自分本位な者は、群れにとってはNGな存在であった。

 

しかし、農耕が始まると少し状況は変わり、やがて街ができるとさらにその変化が進んだ。文明が高度化すると専門家になる者が現れる。専門家が皆の役に立とうと思うと、必然的に狩りや農作業から解放される必要があった。こうして専門家たちは自分のやりたいことを追求することができた。

 

こう考えていくと、
現代はセルフィッシュになることが
        許されている時代である。

 

人類全体としても高いレベルへ進化しようと思うと、
セルフィッシュになることがむしろ必要になってくる。

 

セルフィッシュになることは、
長期的には自分の大切な人たちのためになるものだ

ということを心に留める。

 

 

②自分の望みを自覚して、
       きちんと口に出す

 

自分がどんな人間で、何を求めているかを明確に伝えると、それを聞いた相手は安心する。

自分が欲しいものを自分ではっきりといえる人は魅力的なのだ。そしてその分、欲しいものが手に入る確率もぐっと上がる。

 

③セルフィッシュになることで、
 他人を気にかける”ゆとり”が生まれる

 

セルフィッシュになれば、自分が無理をしない範囲で気持ちよく他の人を助けられる基盤ができる。

 

まずは自分のコップを満たすことに専念する。

 

 

④「セルフィッシュになることは
      ネガティブなこと」
      というイメージを取り払う

 

自己中心的とは、自分のことしか考えておらず、世界は自分中心に回っていると思うことだ。無神経とは、心配りが欠けており、やはり他人のことを全く考えていないことをいう。

 

思い切りセルフィッシュになりながらも、自己中心的にも無神経にもならずにいることは、実際には可能である。

 

 

⑤ノーと言いたければノーと言う

セルフィッシュになるには、筋肉を鍛えるのと同じように、トレーニングが必要だ。
最も手を付けやすい方法は、ノーを言えるようになることである。

 

子供の頃には自然にしていたことを、大人になってから改めてやってみる。そこから得るものは意外と多い。

 

⑥セルフィッシュになれば、
 才能を伸ばすスペースが生まれる

 

才能を伸ばすには、栄養になるものが必要だ。栄養がなければ満開の花は咲かない。自分自身のためにセルフィッシュになれと言われても気が引けるという人がいたら、

自分の才能のためにセルフィッシュになる、
と考えてみよう。

誰しもが持つ、天から与えられた特別な才能。これを活かせる状況を作ることが、セルフィッシュになるということだ。

 

自分を大事に扱うことで、自分を活かす
というのも、協力な成功戦略なのだ。

 

 

⑦⑧⑨⑩と続く。本当はもっと盛沢山(もりだくさん)の説明が書かれています。

「28個の魅力の法則」に対して、それぞれ10の方法が書かれているので約530ページもある本です。だからこそ、一気に読むのも良いですが、毎日少しずつ読んで、1つずつ気に入ったもの、自分に欲しいと思うものを実践していくのが良いと思います。

 

 

 

 

法則2

「未来というコンセプトを捨てる」

一番価値があるのは、未来ではなく現在だ。
未来の幸せのために無理をして建てた家は、現在にとっては牢獄でしかない。
                     オクタビオ・パス(詩人)

 

人が本当に輝いているのは、未来においてではなく、
「現在」「この瞬間」である。

 

 

今この瞬間に生きるからこそ、人は最も魅力的に輝くのだ。未来のためにがむしゃらに頑張ったり、過去をどうにかしようとしたりするのではなく、心地よく、穏やかな気持ちで、今この瞬間に集中すること。

 

→未来のことにとらわれないための10の方法

 

 

方法

①魅力的なゴールを諦(あきら)める

 

現在よりも未来のほうがずっとわくわくすると感じるときは、ゴールという目的地のほうがプロセスという旅路よりも自分の中では重要になってしまっている。

人生における本当のギフトは現在にあるのに、だんだんそれに気づかなくなってしまうのだ。

 

 

 

②目の前の時間を味わい尽くす

 

人生がうまくいっていないとき、多くの人がより良い未来に向けて何か目標を設定してしまう。

それ自体悪くはない

しかし、そのエネルギーを、目の前のことに集中させてみてはどうだろう。

 

素晴らしい未来を「頑張って手に入れようとする」のではなく、現在を完璧にすることで、「自然に引き寄せる」のだ。

 

つまり、現在という与えられた時間を精一杯大切にして生きていると、苦労せずともより良い未来のほうが勝手に近付いてきてくれるということだ。

 

大事なことは、全て現在が教えてくれる。
まだ見ぬ未来に惑わされてはいけないのだ。

 

 

 

③「良い人」になろうとしない

 

良い人になろうとするあまり、人間らしさを失ってしまった人をたくさん見てきた。

 

欠点はあらゆることを教えてくれる。失敗は何事にも代えがたい経験だし、弱みはほとんどが強みの裏返しだ。

 

だから、今の自分ではダメだ、進歩しなくては、なんて思わなくていい。
自分に愛情を持って向き合おう。
ありのままの自分を100%受け入れるのだ。

 

より良い未来を引き寄せるには、進歩ではなく進化することだ

小さな一歩一歩でどうにかしようとするのをやめれば、大きく飛躍できる
まずは頭と心を広くオープンにして、自分とたくさん対話すること。
そこからだんだんと道は開ける。あとはそれを継続して、進化していくのみだ。

 

 

 

 

 いっきに飛んで・・・

法則17

「自分の最大の弱点を肯定する」

 

自分を恥ずかしく思ったり、責めたりする気持ちを取り除くフィルターを通して自分の弱点を見る。すると、いわゆる弱点だと思っていた部分が、自分を進化させる可能性を広げる扉に見えてくる。

 

自分の一番の弱点を愛し、
     受け入れる方法を見つけること。

そして、欠点を改善しようとは思わないことである。この法則の「10の方法」を実践していけば、これまでずっと自分で変えたい、消したいと思っていた自分の弱い側面に対して肯定的な見方ができるようになるだろう。

 

→自分の最大の弱点を肯定するための10の方法

 

方法
①最大の弱点が教えてくれる
 自分の素晴らしい部分に気づく

自分にとって悩みの種になっている欠点を1つ選んでみる。それをとことん掘り下げることで、価値が見えてくる。

 

自分の最大の弱点を直そうとするのではなく、それが語りかけてくるものを理解するように努めよう。

自分の弱点は最高の道しるべになる。何を目指し、どこにフォーカスすればいいかを教えてくれる。自分に課された役割と、目指すべきゴールとを混同しないよう、弱点をうまく使って正しい方向を見定めていこう。

 

②自分の弱点を受け入れ、誇りに思うことで変化を起こす

肯定するとは、その「恵み」に感謝して、誇りに思うということ。

 

弱点を受け入れるだけでも、確かに心は癒される。
しかし、それをさらに肯定することができれば、
自分の「真実の姿」を本当の意味で認めることができ、
人は自由になる。

 

②自分の弱点分野を他の人に任せた上で、強みにフォーカスする

 

自分一人で弱みをカバーしようと頑張って自分らしさを失うくらいなら、外部のサービスに頼るほうがいい。

 

自分の強みを活かすことに遠慮なく集中したらいいのだ。自分の弱点は、その領域が得意な人にカバーしてもらおう。

 

 

③自分の苦手なことを人にきちんと理解してもらう

 

受け身で待っているのではなく、自分の弱みを他の人に自分から伝えよう。

 

自分の弱点を傲慢(ごうまん)に振りかざすのではなく、正直にさらけだすことで、本当の自分を見せるのだ。隠そうとしなければ、弱みは強みになる。

 

 

④自分の最大の弱点を肯定することで、
  他の人の人間らしさも受け入れる

 

自分の最大の弱点を直視し、その存在を認めて受け入れ、逆に強み(少なくとも強みの種)として肯定できるようになると、
他者のことも同じ目線で見ることができるようになる。

 

他の人の弱点に接してもあまり気にならず、自分の軸が揺さぶられることもなくなっていく。

 

他人を裁いてはいけない。

自分自身に対して、弱みも含め、
ありのままでいる自由を尊重するのと同じように、
他の人のことも尊重するということである。

 

 

 監修者の言葉にこんなことが書いてありました。

「この本で僕の人生は、一変した」

人は誰しも「人生を一変させるような体験」をしたことがあるのではないだろうか?

僕もそれまでの生き方を一変させるような出会いをいくつか経験してきた。

その中でも忘れられない一冊がある。それが本書である。

僕はこの本を読んでから以下の成果を手にした。

・本当にやりたいことだけをやりながら、会社の売上規模が6年間で6倍になった
・自分が会社に行かなくても(週に5時間程度)成長し続ける会社になった
・目の前にいる人たちがみんな素敵に見えるようになった
・ずっと前からお会いしたいと思っている人たちと自然と会えるようになった
・ストレスがなくなった

 

なんだか凄くないでしょうか。この本をパラパラと見るだけでも、この監修者の言葉が大げさでないかも!?と思えるはずです。

自分を成長させたい、ストレスをなくしたい、本当の自分で生きていきたい
そう思っているかたにおススメです!

 

 

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「残業しないチーム」と「残業だらけチーム」の習慣 石川 和男

あの 握りしめたら握り返してくる小さな手は、すぐに大きくなり親から離れていく。


仕事に忙殺されていると、いつの間にか、子供は成長し、今度は子供に構ってもらえなくなる。著者のような後悔をしないためにも、仕事の生産性を上げて
「残業ゼロ」に。

そのために役立つ案が50個ものっています。
すぐにできるものから実践していき、今の会社でも効果があった本です。
このおかげで子供との貴重な時間を増やすことができました。

残業しないチームと残業だらけチームの習慣

 

・事務所も机もPCも、頭の中までゴチャゴチャ。探し物が多い!

・うちのチームは遅くまで残業する人と速く帰る人に分かれている!

・会議が長い、結論が出ない、雑談が多い!

・たくさん仕事をしているのに、なぜか残業してしまう!

・部下に覇気がない、やる気がない、新入社員の気持ちがわからない!

このような悩みってありますよね。

特に管理職をしていると仕事量のバランス? 能力の差?
なんでこんなに残業が多いの?
どうして多い人と少ない人と分かれてしまうの?

日々悩まされます。

 

そんな悩みを解決する50項目の習慣
がわかりやすく書かれている本です。50個も多いよ~と私も思いましたので、
目次を見て気になったところだけ読んで実践してみました。
すると驚くほど効果が出たので紹介させていただきます。
(残業代目当てでダラダラ残っている部下にも頭を抱えていましたが、この本でうまく対応することができました。残業しないと給料が少ないし家計に響く~という事情も理解しつつ、納得させる方法ですね)

 

著者は現在、5つの仕事をしています。建設会社の総務経理、大学講師、セミナー講師、コンサルタント、そして税理士。建設会社は月曜日から金曜日までの朝8時30分から夕方5時まで。その他の仕事は平日の夜や土曜日にされています。
またプライベートでは、友人との飲み会や遊びに出かけ、家族とカラオケに行って、家ではDVDを観るなど、人生を楽しく過ごしています。

ここまで仕事が多いとメインの建設会社の仕事を定時で終わらせなければなりません。そこであらゆる時間管理の書籍やセミナーで勉強・研究し、見事に残業ゼロにして仕事を効率化した著者だから書けた本です。

 

 

以下ポイントとして

・残業しないチームは書類をすぐに捨て、
  残業だらけチームは書類を大事にする。

 

「1年基準」を採用する。

1年間、目を通すことのなかった書類を捨てる。

 

これだけでかなりの書類は削減されます。
貸借対照表でも、1年以内にお金に換わる資産は「流動資産」に、1年を超えてお金に換わる資産は「固定資産」に表示される。

さらに書類を減らすには、片っ端からスキャンしてPDFファイルに換え、ペーパーレス化する。

段ボールに入れるときは、6面のうち、下の面を除く5面すべてにタイトルを書く。

 

・残業しないチームは時間で分け、
  残業だらけチームは種類で分ける。

 

徹底的に整理して残った書類は封筒に入れ、書類名と作成日時(保管日時)を記入して時間順に並べる。

なぜなら人は「どこに」という場所分類よりも、「いつ」という時間分類のほうが記憶に残るといわれているから。

 

(おー、これはまさに野口悠紀雄氏の超整理法!)

「超」整理法―情報検索と発想の新システム (中公新書)

 

 

 ・残業しないチームは退社時間を申告し、
  残業だらけチームは申告しない。

 

残業が多いチームは何時までに帰るという意識が弱く、残業してしまう。

残業しないチームは、朝礼で社員が何時に帰るかを自己申告する。

しかし、自己申告制を導入するだけでは、仕事を家に持ち帰る人も出てくる。

 

だから、退社時間とともに今日行う仕事の内容もいっしょに申告する
仕事内容も一緒に申告することは、今日は何を行っているのかを知ることにも役立つ。

 

適正な仕事量を指示しないリーダーにも問題がある。だから退社時間を仕事内容を申告させるのが良い。

 

 

・残業しないチームはサッカーを好み、

  残業だらけチームは野球を好む。

 

 残業だらけチームの働き方は、野球の試合に似ている。定時に帰るという制限時間を設けていないため、成果(勝利)が出るまで仕事(試合)を続ける。

今日の業務が終わったら仕事が終わりというように、時間に関係なく業務を中心に考えていてはダメ。

定時後の予定を入れることで、残業しないで帰るための仕事と時間をやりくりする方法を考えるようになる。

 

一流の経営者ほど、ジムに通ったり水泳やジョギングをしたりして健康に気を使っている。

意図的にプライベートをスケジュールに組み入れることによって、時間までに仕事が終わるような仕組みを作っている。

 

残業だらけチームは、「仕事は何時間かかってでも完璧に仕上げるのが基本」と考え、定時までに終わらせる気持ちは二の次。

残業しないチームは、「就業時間内で最高のパフォーマンスを発揮して、仕事を終わらせるのが基本だ」と考えている。

 

 

・残業しないチームは重要な2割の仕事を優先し、

  残業だらけチームはその他8割を優先する

 

ヴィルフレド・パレートが提唱した「20対80の法則」。

(みなさんもビジネス書で一度は耳にしたことがあるフレーズだと思います。)

↓これも参考になります↓

www.xn--yckc3dwa2860e.jp

 

自分にしかできない重要かつ緊急な2割の仕事に集中することで、仕事も滞りなく行えるようになる。

重要と緊急との2軸で考えるのは「7つの習慣」でもおなじみです!

→→→ 完訳 7つの習慣 人格主義の回復

 

 

 ・残業しないチームはまず考え、

  残業だらけチームはまず行動する。

 

正しい判断を行い、行動のスピードを速めて、初めて「決断力がある」と言える。

その決断をしたことによるメリットとデメリットを、できるだけ多く紙に書きだしていくのが良い。

 

頭の中で考えるのではなく、アウトプットすることで問題の所在が整理でき、より正しい決断力ができるようになる。

↓↓まさに京大式 DEEP THINKING !↓↓

www.xn--yckc3dwa2860e.jp

 

 

・残業しないチームはふり返り、

  残業だらけチームは突っ走る。

 

朝立てた予定が計画通りに行われたか、1日の終わりに振り返り、検証する。

ふり返りをするチームは時間に対する意識が高まる。

 

残業時間を大幅に削減した著者のチームでは、日々のチェックは各個人に任せていた。但し、毎週月曜日のミーティングで、前週に削減した仕事あるいは時間短縮に成功した事例、逆に失敗談などを発表する機会を設けた。

 

前週に新しい仕事を始めた場合は、何か減らせるものはないかの検討も行う。
仕事がひとつ増えたら、ひとつ減らせないか考える。

 

 

・残業しないチームは残業しないと決め、

  残業だらけチームは定時で帰ることを諦める。

 

「定時に終わるわけがない」と思い込んでいるメンバーがいるとしたら、その考え方からまず改革しなければならない。

 

ただし、「6時に帰る」ことが目的ではなく、「生産性を下げないで残業せずに帰る」ことが目的。

 

「残業が悪い」のではなく、
「定時で帰ることを諦めて残業していることが悪い」。

 

残業しないで帰るためにできることは何か?をチームとしてメンバーを巻き込んで、その方法を考えていく必要がある。

 

仕事も6時までに終わらせなさいという「締め切り」があれば、自分で方法を考え、チームを巻き込んででも、なんとか終わらせる努力をする。

 

「定時に帰る」という絶対的期限が、意識的にせよ無意識にせよ、生産性の高い仕事、つまり優先順位の高い仕事から片づけていく習慣を作る。

 

まずは「残業しない」と決めて、「どうやったら時間内に仕事が終わるのか」をメンバーと一緒に考える。

 

 

・残業しないチームはソウレンホウ、

  残業だらけチームはホウレンソウもできない。

 

残業しないチームは、
「報告 → 連絡 → 相談」 ではなく、
「相談 → 連絡 → 報告」。

 

やり終えた仕事の報告が先だと、指示した仕事と方向性が違っている場合があるから。

「相談 → 連絡 → 報告」順序に変えるだけで、ムダな仕事をしなくて済む。

 

メンバーには「提案型」の相談をするように指導する。

 

 

・残業しないチームは嫌われる勇気があり、

  残業だらけチームは言う気がない。

 

 残業しないチームは、
問題点を上司や外部に指摘することができる。

 

相手のことばかり慮(おもんぱか)って、忖度して言わないでいると、どんどん自分のチームにシワよせがくることがある。

 

超売れているこの本を読んでいる方なら、大いに賛同される内容が本書には書かれています。自分の課題と相手の課題を明確にする。勇気をもって指摘する。

 

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

 ↑↑これは絶対読んでおくと得する本です!↑↑

 

 

・残業しないチームは「すぐやる」といわず

   残業だらけチームは「すぐやる」と言う。

 

「すぐやります」は、実は ”危険な言葉”。理由は以下3つ。

①そんなに急ぐ必要のない仕事まで早くやろうとしてしま

→リーダーは何でも「なるはや(なるべく早く)」と言ってはいけない。

②仕事をためすぎてしまう

目上の人や先輩からの依頼だと、断りづらいのが現状。リーダーのフォローが必要。

③中断時間が発生する

メールは確認する時間を決める。しょっちゅうチェックしない。

メールに限らず、重要な仕事に集中しているときに割り込み仕事が入ってきてしまうと集中力が切れる。

 

チームの許容範囲を超えて引き受けたら、仕事の量が増え、抱えきれない仕事をこなすために残業しなくてはならない。

 

残業しないチームは、依頼された仕事ができるかどうか判断してから受ける。

 

 

 ・残業しないチームはリーダーが弱く

  残業だらけチームはリーダーが強い。

 

 「過去のリーダーの仕事は『命じること』だが、未来のリーダーの仕事は『聞くこと』が重要になる。」

ピーター・ドラッカーの言葉。

 

まずはリーダーが変わること。

それが全体を動かす重要な要素。

残業しないチームは弱いリーダー。その本当の意味は、
自分の失敗を認め、腹を見せて「助けてほしい」と部下にお願いすることができるリーダー。

この「弱さを見せる」ことができる者こそが、「真の強さ」を持つリーダーである。

 

 

・残業しないチームは団体戦を好み、

  残業だらけチームは個人戦を好む。

 

残業しているリーダーは、「部下に仕事を任せない」ことが多い。自分で抱え込む。

 

部下を一人前に育てることもリーダーの重要な仕事。

部下に仕事を任せ、教えることは手間がかかる。しかし、部下がその仕事をできるようになることでチームも活性化し、リーダー自身も一歩上の業務に集中できる。

 

仕事を任せられない部下は、たまに与えられた1時間で終わるような仕事を、2時間も3時間もかけて行うようになる。

何もやることがないと、時間は途方もなく長く感じ、苦痛でしかないから。

だから仕事を部下に任せる必要がある。

今は少数精鋭の時代。

 

 

・残業しないチームは適当で

  残業だらけチームは完璧主義。

 

この仕事は最重要事項で完璧に仕上げなければならない というのは別。

大部分の仕事はスピードが求められる。

全体像のわかるような資料を簡易的に作って
意見を出し合う。そのほうが効率的。

早くていいものができる。

 

一番のマイナスは、指摘を恐れて完璧になるまで部下が持ってこない環境にしてしまうこと。

 

スピードを重視するリーダーは、規則を破って適当にやればいいというのではなく、規則を変えられないかを常に考えている。柔軟な思考(適当)で、今まで慣例だけで作っていた書類なども廃止していく。

 

 

 

・残業しないチームはリーダーが北風、

  残業だらけチームはリーダーが太陽。

 

残業削減という観点から言うと、リーダーは北風型のほうが良い。

太陽型のリーダーは、仕事を指示するときに「あの仕事が終わってからでいいよ」、「できるだけ早くね」というように、仕事自体に時間的制約を設けない。

部下も与えられた仕事を完璧にこなすために、何時間かかってでも仕上げようとする。結果、期待に応えようとして残業する。

 

限られた時間の中で最高のパフォーマンスを出すことを指示する。

 

太陽型のリーダーから北風型のリーダーに変わると、部下も大変。
しかし厳しい期限があるから仕事も速くなる。

 

残業までして出された完璧なレポートは褒めないと決める。

 

時間をかけてでも成果を出すチームではなく、限られた時間の中で成果を出すチームが、今後生き残れる強いチームである。

 

 

 著者は大学卒業後、建設会社の経理部に入社。しかし簿記の知識ゼロ。上司に叱られ、怒鳴られて過ごす。はじめて管理職になったときには、部下に仕事を任せられない、優先順位がつけられない、スケジュール管理ができない、ないない尽くしのダメ上司。そんな著者は時間管理やリーダー論のビジネス書を1年で100冊読み、仕事術関係のセミナーにも月1回受講し、実践して成果が出た仕事術、時間管理術、リーダー論をこの本に詰め込みました。著者の体験があるからこそ説得力のある一冊だと思います。

残業を本気でゼロにしたいと考えている方にはおすすめです!

 

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「残業しないチーム」と「残業だらけチーム」の習慣 石川 和男

 

 

 

 

「ミスしても評価が高い人は、何をしているのか?」 飯野 謙次

ミスや失敗は「急成長」のための劇薬。 

 

「やってしまった~!」チャンス

変える方法がわかります。

 

ミスや失敗からのリカバリー方法。ミスや失敗をしたときにどう行動するか、どうやって気持ちを切り替え立ち直っていくか、ちょっとしたミスや失敗から成功をつかみ取るかを、具体的に学ぶことができます。

 

自分で実践しても良し、部下へのアドバイスに使うのも良し、ひじょーに即効性があり、かつ長く今後の職業人生で使えるノウハウだと思いました。

ミスしても評価が高い人は何をしているのか

 

この本は、こんな人によく効きます。

「この人に任せれば間違いない」と評価されたい人
臨機応変な対応力を身につけたい
・立場上、ミスをミスのまま終わらせるわけにはいかない
ケアレスミスが多く、叱られがちな人
・仕事を通して自分自身が成長できているのか、不安のある人

 

この本はミスや失敗を「チャンスの宝庫」にするためのテクニックがわかりやすく書かれています。

小手先のテクニック本とは違い、そのミスや失敗の原因を探る具体的な方法(まんだら図)も習得することができ、ミスや失敗をしないための著者の思考法(思考展開法)も使えるようになります。

 

もちろん、できればミスや失敗なんかしたくないですが、「私、失敗しないので!」って胸を張って言える人は多くないと思います。

 

誰でも仕事を一生懸命頑張っていれば必ず失敗やミスはつきもの。そのミスや失敗をどう捉えて、どのような行動に移せば成長につながるか、そして逆に評価されて出世する人になれるのか、とてもわかりやすく書かれています。

 

転んでも、”ただ”で起きるな。

まさに”ただ”で起きないために必要なことが網羅されています。

 

 著者は、東京大学大学院工学系研究科修士課程修了後、GE(ジェネラル エレクトリック)原子力発電部門へ入社。その後、スタンフォード大学で機械工学・情報工学博士号を取得し、Ricoh Corp.へ入社。2000年にSYDROSE LPを設立、ゼネラルパートナーに就任(現職)。2002年、特定非営利活動法人失敗学会副会長となる。

著作には、6万部を突破した「仕事が速いのにミスしない人は、何をしているのか?」(文響社)、「思考停止する職場」(大和書房)がある。

 

まさに失敗学のエキスパート。しかも失敗学の ”ただの学者” ではなく、自身も職場での失敗談からその原因究明や対策法までを実践した内容を面白く紹介されています。

 

 ポイントとして、

・ミスや失敗は「する」より「しない」ほうがいい。しかし「ミスや失敗は、どんなに対策をしても起きてしまう」

 

・「起こってしまったミスや失敗は、その扱い方次第で、身を滅ぼすものにもなり得るが、反対に飛躍のきっかけにもなる」。

 

つまり、

ミスや失敗は「急成長」のための劇薬

 

・ある人がミスをしやすいポイントというのは、往々にして、別の人もミスをしやすいポイント。だから、あなた自身の対策を部署で共有することで、部署全体のミスがなくなるかもしれない。

そこまでできれば、「あなた=ミスの多い人」ではなく、「あなた=ミスを撲滅できる人、部署全体の業務を改善できる人」というイメージが根付く。

 

「挑戦 → ミス・失敗 → 立て直す → 再挑戦」の繰り返しこそが、成長し、進歩し続ける幸福な人生。

成功の反対は失敗ではない。成功の反対は ”挑戦しないこと” 

 

・同じミスや失敗を二度と繰り返せないレベルにまで、構造や仕組みから変えることが重要。
同じミスをしようと思ってもできないような仕組みをつくる。

 

たくさんのミスや失敗をしていながら、
評価の高い人の共通点は、

①ミスや失敗に対する最初の行動が的確

②ミスや失敗から立ち直るのがうまい

③ミスや失敗を、経験として蓄積できる

④ミスや失敗から、成功する仕組みをつくれる

 

この上の4つの具体的な方法が書かれています。

最初の行動とは?
立ち直るのがうまいとはどういうことか?

経験としてどのように蓄積したらいいのか?

成功する仕組みをつくるとは?その方法は?

1つでも知りたいと思われたらおすすめします。必ず実践レベル役に立つと思います。

 

・ミスや失敗から「かけがえのない学び」

          を得る3ステップ

ステップ1:気持ちの整理

①冷静になる ②「自分が」という気持ちを捨てる

ステップ2:実際のアクション

③情報発信と謝罪 ④対応策の検討と実行

ステップ3:将来に向けて

 ⑤再発防止(組織を変える・手順を変える・工程を変える)

これら①から⑤の具体的な方法が説明されています。

 

・ミスや失敗を通した「成長」の正体

①不十分な仕事のやり方をアップデートできる

②観察力・分析力が必然的に上がる

③計画力・学習力・伝達力が高まる

この3つの「できる」「上がる」「高まる」の具体的方法が説明されています。

 

 ・失敗の原因を客観的に知るためのツール「まんだら図」

曼荼羅図 失敗 ミス

 ミスや失敗を正しく観察し、分析する「まんだら」活用法が説明されています。

製造業界や工場などでは、製造工程の不良品発生に対しては、トヨタ方式の「なぜなぜ分析」などが有名ですが、これは、なぜミスや失敗に至ってしまったのか、その原因を探ることができるので、なぜなぜ分析で掘り下げる前に非常に役立ちます。なぜなぜ分析で行き詰まったときにも有効!

もしかしたら、ここを掘り下げて考えないといけないのでは!?という気づきが実際に得ることができました。

 

ミスも失敗もできなくなる「いい計画」の立て方

「思考展開図」を使いこなす

 

思考展開図 ミス 失敗 計画

このまんだら図の特徴は、

書き出されているすべての要素(子条件)をクリアすれば、その業務(親条件)を100%達成できる

ということです。

具体的な内容に着手する前に、業務の全体像をつかんで視覚化しておく。

 

仕組み(機構)と条件(機能)を必ず区別する。
課題を達成するための条件 → その条件をかなえるための仕組み

という順番に考えれば、必要な機能だけを的確に果たすための機構が見えてきます。

 

ここで、「プレゼン」という課題(機構として書いた仕組み)が自分にとって重たい課題であれば、その課題を細切れにする。

重たい課題や大きな問題は、できる限り自分が扱える大きさに細切れにする。
これは仕事での鉄則!

例えば、この図のプレゼンでいうと・・・

①キーマン(重要ポストの人)に根回しする
②月例の会議でプレゼンして根回しする
③効果的で説得力のあるプレゼンの仕方を学習する
④会社のコスト面でのメリット・新システムの効果を明確化する(ビジネスプランをつくる)
⑤自分なりの予測を立てる

のように、細切れにして①から⑤を着実に実行に移していく。

 

・ミスや失敗を評価につなげるための10のマインド

①「失敗はあるもの」と考える

②「しておしまい」では終わらせない

③ミスや失敗の原因を「うっかり」に求めない

④他人の仕組みを何も考えずにコピーしない

⑤「うまくいく方法にまだ気付いていないだけ」と考える

⑥失敗・ミス対策に、コストをかけすぎない

⓻繰り返してもいい失敗もある

⑧「ベスト」についての考え方を変える

⑨ミスに「慣れる」

⑩ミスや失敗と適度な距離感を保つ

それぞれ「そうそう!」とか「なるほどっ!」と思える解説が書かれていて、この10個を手帳に書いておくだけでも、価値があると思います。
まさにミスや失敗をしてしまったとき、やらかしてしまったときには、これを読み返し成長のチャンス、評価されるチャンスに変えていけると思います。

 

転んでもただでは起きないぞっ!と思う方、ミスや失敗してもうまく評価されるビジネスマンになりたい方、失敗してへこんでいる方、失敗しない計画えきるようになりたい方、おすすめです。

 

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ミスしても評価が高い人は、何をしているのか? 飯野謙次