ビジネス書 自己啓発本 「本当に役立つ本」 紹介 !

年間100冊以上好きで読んでいますので、アウトプットしようと決意。できるだけ質のいい、活かせる情報を。

ついつい先輩や上司の顔色を窺ってしまって言いたいことを抑えてしまう人へおすすめ。『「超」入門 空気の研究』鈴木 博毅

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誰もが「空気」におびえながら、

「空気」を必死に読む日々に
疲れ切っている

 

なんで この会社こんなに息苦しいの!?

恐らく、というか絶対”あの人の意見おかしい”のに、
みんな何も言わない。

かと言って私が言うとあの人にも迷惑がかかるし、嫌われたらしんどいし・・・。

空気の研究 入門 会社 組織 思考 生き残る 日本型

 

「超」入門 空気の研究――日本人の思考と行動を支配する27の見えない圧力

 

そんな事  会社でありませんか?

私はしょっちゅうあります(≧◇≦)

 

それは日本だからです。

著者は言います。

 

神経をすり減らす人間関係、個性より周囲との協調性を優先する教育、
繰り返される組織内での圧力。

 

息をひそめて、目立つことを避けながらも、周囲を常に意識しなければ不安にさせられる「相互監視的」な日本社会のリアル。誰もが「空気」に怯えながら、「空気」を必死で読む日々に疲れ切っているように見える。

 

著者はビジネス戦略コンサルタント。MPS Consulting代表。
1972年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部、京都大学経営管理大学院(修士)卒業。
大学卒業後、貿易商社にてカナダ・オーストラリアの資源輸入業務に従事。
その後国内コンサルティング会社に勤務し、2001年に独立。
戦略論や企業史を分析し、負ける組織と勝てる組織の違いを研究しながら、失敗の構造から新たなイノベーションのヒントを探ることをライフワークとしている。

 

この本は、元々「空気の研究」山本七平(1977年初版発行)の入門編です。
私もこの山本さんの本を読もうか悩んだのですが、ちょっと難しそうだったので、
今回「「超」入門 空気の研究」を読みました。

 

すごくわかりやすくて、ポイントがまとめられています。
ですので、
・上記のような悩みがある人、

・どうにかして職場の空気を変えたい、
・職場の風通しをよくしたい、
・変な空気に思考を支配されたくない!
 と思われる方には絶対おススメです!!

 

この何とかしたい空気
著者は「空気の研究」を7つの視点で紐解いていきます。

 

①空気という妖怪

合理性を破壊する見えない圧力

 

②状況倫理

集団になると狂暴化する謎

 

③思考停止

日本人が感染しやすい3つの要因

 

④空気支配

金縛りを生む3つの基本構造

 

⑤水の思考法

常識に縛り付ける新たな拘束力

 

⑥劇場化

「日本劇場」を操る「何かの力」

 

⑦空気打破

空気を打破する4つの方法

 

 

また、日本独特の「空気」。

この「空気」の「正体」を27のポイントでまとめてくれています!

 

多い!

多いよ!!

 

27個は多い!!

 

と私も思いました。

 

でも安心してください。

27個ある章の各章の最後には「まとめ」が3~5行で書かれています!

超親切!!

 

まずはそこだけ読んでもこの本の価値はあると思います!!(≧◇≦)

 

そして、空気の正体を知ることは、著者も書かれていますが、

「日本人を知ること」につながっていきます。

日本人の思考や精神のメカニズムを知ることになります。

 

これは以前ご紹介させていただいた

「超」入門 失敗の本質 にも通じます!

www.xn--yckc3dwa2860e.jp

 

それを知ってどうするの?と思われるかもしれませんが、
思考パターンや精神のメカニズムを知ることができれば、
どのようにその「空気」を扱うのか!?
どのようにその「空気」を打ち破るのか!?
というのがわかってきます

 

私もそこが一番気になりました。

空気という妖怪をいかに やっつけるか!!

 

それをまとめてあるのを自分自身のアウトプットの為に
書き出したのがこちらです!

空気の研究 入門 会社 組織 思考 生き残る 日本型 打破


でも、これを自分の言葉にしないと腑に落ちないというか、
何となくの理解になってしまって役に立たせることが難しい。

 

ので、自分なりに言い換えの術を使う!

空気の研究 入門 会社 組織 思考 生き残る 日本型 打破 メモ

つまり!

①根本、土台、前提をとことん疑う

 

②それは事実じゃなくて、
 その人の解釈では?と前提を疑う

 

③(この空気はまずい、
  いつもの同調圧力だ!とか感じたとき)

 関係者以外の人を入れる。
 その人の意見を聞く。

 部外者へヒアリングする。

 

④視座を変えて発言する。

 もし〇〇さんだったらどう考えるだろう?

 もし私が社長なら、
 もし私が部長の立場ならどう考えて、
 どう判断するだろう?

 

⑤そもそも論に戻ってみる。
 そもそもこれって〇〇が目的でしたよね♪

 ありたい姿、あるべき姿はこうでしょ!と言う。

 

⑥自分にとって一番譲れない最優先事項、
 考えの軸みたいなものに反していないか

 落ち着いて考える

 

すみません。私の言い換え能力や、それを文章化する能力が低いので
伝わり難いと思います(反省)。

 

しっかり身に着けて実践したいという方はぜひ本書を手にし、読んでみて頂きたいです!!

 

私は、この「空気の打破」をバリバリ使って、変な同調圧力に負けない努力をしました。
努力と言うと大袈裟ですが、とにかく「変な」「古い」「嫌な」空気を打破しています。すると、人間関係がオープンになり、業務の効率化もワイワイガヤガヤできるようになってきて、今良い感じです!

 

そんな体験を皆さんにもぜひ味わってほしいことを願っておススメします。

役立つ本としてご紹介させていただきました。

 

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