多くのコンサルタントが「和仁先生から学びたい!」と
著者が主催する養成塾や合宿は常に満員御礼。
そんな超人気コンサルタントが書いた超役立つ本!
知り合いの敏腕コンサルタントの方に
「最近一番役に立った本は何ですか?」
とお聞きしたところ、この本をご紹介いただきました(≧◇≦)
「かなり本質をギュッとまとめられていてわかりやすいよ♪
たくさん本を読んでいると思うけど、良いとこ取りしているから役立つよ♪♪
でも実践しなきゃダメですよ(*^^)v」
と真剣におススメいただきました m(_ _)m
早速学んでアウトプットします!
「コンサルタントの仕事は、顧客の思考整理がすべてと言っても過言では無い」
と著者は仰っています。
「コンサルタントと聞くと、画期的なアイデアを提案して、企業を劇的に立ち直らせるという印象があるかもしれませんが、僕(著者)はアイデアも解決策も提案していません。」
そう言い切る著者が紹介する「思考整理術」は、コンサルタントとして多くの困難や成功、そして失敗の経験から生まれた、超実践型の「型」です!
非常にシンプルでありながら、読んでいる間も「確かにこれは役立つ!」、「早く自分やチームメンバー、そして顧客の問題解決に使いたい!!そう思いました♪♪
「悩みの答えは、相手の中にある。しかし、それは本人には見えない盲点に隠れている」
「例えコンサルタントがアドバイスしたとしても、相手が自分で出した解決策でない限り、相手の心は実はそれほどスッキリせず、行動にも移せない。」
じゃあ、どうすれば、相手が自分で解決策を見出し、行動に移せるのか!?
その「方法」がわかりやすい「型」を用いて説明されています(#^.^#)
著者は月給25万円の会計系コンサルティング会社勤務から27際のときに独立し、経営コンサルタントに。
月1回訪問・月額15万円からスタートし、今では月額30万円以上の顧問先を複数抱え、年間報酬3000万円を軽く超える人気コンサルタント。
顧問契約の継続実績は平均9~12年、最長で20年以上に。
高額報酬で長期契約が続く「パートナー型」コンサルティングの手法や、その中核となる「思考整理術」を学びたい、というコンサルタントや士業が殺到し、養成塾や合宿は、常時満員御礼です。
ポイントとして、
・実際に何を使う!? 型ってどういうもの!?
①思考整理術の4ステップの型
↑この図を描いて、①~④の順番で相手に質問し、答えを書きだしていくだけです!
②4つのステップで活躍する7つの「着眼点」※1
③理解を深める図解※2
④事例ストーリー※3
①だけで十分 なのですが、相手に何を聴いたらいいかわからなくなってきた時や、相手から答えが出ずにスムーズに進まなくなってきた時に、②~④が非常に役に立ちます!
つまり、②~④は①を使って思考整理するときに活用する補強オプションだと思ってください(^^♪
※1~3は後述いたします!
しかし超シンプル!! (≧◇≦)
超シンプルな型 ですが、本書ではその
強力な「型」の力と「使い方」について、
具体例を沢山使いながら説明されています(*'▽')
さすが、コンサルタントに人気のコンサルタント!
文章も読みやすいしわかりやすいです♪♪
↑ 4つのステップでのポイントを書いた図です!!
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思考整理と言えば!
浅田すぐるさんの書籍が私は大好きです(#^.^#)
この本は、相手と対話しながら相手の思考整理にフォーカスしています!
もちろん自分の思考整理にも問題無く使えます!!
この和仁達也さんと浅田すぐるさんの本があれば、
殆どの問題や不安が解決するのでは!!と思うくらいです。
・なぜこの4つのステップの型を使うと良いの!?
A)1アクションで4ゴール※決められるから
(本書では3ゴールでしたが、わたし的には4ゴールです!!)
B)仕事も人間関係も思考を整理すれば90%の問題は解決できるから
アドラー心理学で有名な「嫌われる勇気」でもありましたね!!
私たちが抱える問題はすべて「対人関係」の問題だと。
その「対人関係問題」も本書の思考整理術で解決できます!( ゚Д゚)
※4ゴールとは
①自分の頭の中のモヤモヤを解消できる
②相手のお困りごとを解決して相手の幸せを最大化する
③自分のコミュニケーションスキルが上がり、自信がつく
④相手に信頼されてお互いの関係性が良くなる
1つの思考整理術によって4つもメリットが!!( ゚Д゚)♪♪
・この型を使う時に注意するべきことは!?
①自分から解決策の提案やアドバイスを言わない
②質問して相手から出てきた答えを否定しない
③自分の話(自分語り)をせず、相手起点※で考える
相手:自分 = 8:2 (「9:1」でも良いくらいと書かれています!)
「相手起点で考える」とは?
・相手にどんな成果をもたらしたいかを起点にすること
・相手がどんな状況にいて、本当は何を感じて何を考えているのかを常に頭に置いておくこと
※1:4つのステップで活躍する7つの「着眼点」とは
①価値の見える化
②極端に振り切る
③抽象度と具体度のレバーをもつ
④数値化する
⑤マーケティングのトゲを抜く
⑥投資回収(ブロックパズルを使って整理する)
⑦情報量の不一致(会社の問題は情報量の差で起こる!)
※2:理解を深める図解とは
①チャート図
②関係図
③マインドマップ
④マトリックス
⑤階層化ピラミッド
※3:事例ストーリーとは
相手の思考が止まったら、ストーリーの力を借りる。
つまり、実際にあったり聞いたり経験した事実を「例として」語ること。
テレビでよく見かけるダイエットのCM。ビフォー・アフターの劇的な変化を見ていると、思わず釘付けになってしまいます。
それはやはり、事例=事実 に見えるから。
事実を物語のように見せること(相手に話すこと)を著者は「事例ストーリー」と呼んでいます。
ストーリーは力を持ち、人はストーリーに心をつかまれる。
人はみな知らず知らず、事例ストーリーに説得されている。
例えば・・・
思考整理をしているとき、
「お金に困っているんですか?」
と質問をしても、付き合いが浅い相手だとすんなりと答えてくれない場合も少なくない。
↑ 補強オプションも書いてまとめた図です!!
そんなとき、著者は事例ストーリーの力を借ります。
「僕の知り合いの経営者の話なんですが、今はお金の問題はなくて、事業は黒字。
ただ、先々同じ売上が保てるかどうかなんて保証はない。
だから、半年先のお金が回るかどうかが見えなくて不安だっていう人がいるんですよ」
こういう事例ストーリーを話すと
「そうそう、オレもそういう状態なんだよ!」
と相手は前のめりになったことが多いです。
つまり、
説得やアドバイスではなく、
「自分の知っている他人の話をしているだけ」
という感じなので、相手は共感しやすくなる。
・事例ストーリーの「3つのパターン」
①自分の事例
自分の意見や提案ではなく、「体験談」として語る。
②他人の事例
自分の市白井にこんな人がいて!と話して、その内容が相手の状況と重なると、一瞬で相手の聞く姿勢が整う。
③有名人の事例
芸能人やスポーツ選手、評論家など誰でも知っている有名人の例を挙げると説得力が出て、相手は共感しやすくなる。
(本書では、ローランドさんの例にわかりやすく書かれています!)
本当に役立つ本だなと感じました。
まずは自分の頭のなかがモヤモヤしたり、どうしたものかなぁと感が込んだ時に実際に使ってみて、その効果を実感しています!!
日々何かしら問題を抱えている方や、問題解決を求められている方、
自分の考えをまとめるのが苦手な方、チームのメンバーや部下を「自分で考えて行動する人材にしたい」と思っておられる方には最高の一冊だと思います!!
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