今 目指すべきは、働き方改革ではなく、
「会社の儲け方改革」と
「個人の稼ぎ方改革」。
この本は、アマゾン、マイクロソフト、IBM、グーグルのAIを使って膨大なデータを解析し、成果を上げているトップ5%社員に共通する習慣を調査・分析した結果をわかりやすく説明されています。
トップ「5%社員」が使う
タスク管理アプリのトップ5
もご紹介。
著者は国内および外資系通信会社に勤務、ITベンチャーの起業を経て、2005年に米マイクロソフト本社に入社。 業務執行役員としてパワポなどの責任者を経て独立。 2017年にクロスリバーを設立し、メンバー全員が週休3日・リモートワーク・複業で、支援した企業は600社以上。 ムダな時間を削減し社員の働きがいを上げながら利益を上げていく「稼ぎ方改革」の実行を支援している方。書籍のわかりやすさでも有名。
↑「5%社員」のデザイン思考(下の方で解説)
労働時間を減らして、浮いた時間を新規事業開発と自身のスキルアップに充てれば変化の適応力があがります。
まさにコロナ禍の今、社会情勢や自分の勤めている会社が今後どうなるかわからない世の中、トップ5%社員の習慣をまずは1つでもマネて実践してみるのはどうでしょうか。
トップ5%社員の習慣を実践し、市場価値を高めておくことで、何より不安が無くなると思います。
勤めている会社が倒産してもどこでも働けるから大丈夫、自分には〇〇〇のスキルがあるから転職できる、〇〇〇のネットワーク(コミュニティ)があるからなんとでもなる。問題なく食べていける。
そんな自分になりたいという方は特に読んでおいて損は無い本です。
超有名な「7つの習慣」とかぶる習慣もありますが、データ分析からの調査結果なので、より具体的で信憑性があります。ですので、
この習慣私もつけてみたい!そう思う習慣が必ずあるはずです。
完訳 7つの習慣 人格主義の回復: Powerful Lessons in Personal Change
■こんな方におススメです。
よく聞く 2:6:2の法則
(例えば会社でいうと、上位2割の人が活躍して成果を出し会社に貢献、真ん中の6割の人は特に活躍せず同じ作業を行い、下位2割の人はサボったり、成果を出そうとしなかったり、やる気が無い。何人集まってもだいたいこのような比率になるという法則)
その法則でいうと、
・自分は真ん中の6割の中に埋もれてしまっている・・・
・下位2割にいるけど、やる気が出ないし・・
と認識がある方。
または、
・テレワーク導入で、ジョブ型の成果主義の導入になりそう・・・
と不安になっている方
・そもそも成果の出し方がわからない
・色々なビジネス書を読んだけど、「ふ~ん」で終ってしまう
・モチベーションが上がる自己啓発本を読みたい
・実践的なビジネス書が読みたい
・会社が倒産したらどうしようと不安がある方
(転職できるような能力やスキルが身についていないと感じる方)
・コロナ等の影響で給料削減やボーナスカットが怖い
(会社で特に目立った成果を出していないから、
絶対ボーナスカットされると心配になっている方)
上記のような方には、具体的な解決策、実践すべき習慣が必ずあると思います。
■ポイント
・「5%社員」の98%が「目的」のことだけを考える
・「5%社員」の87%が「弱み」を見せる
・「5%社員」の85%が「挑戦」を「実験」と捉(とら)える
・「5%社員」の73%が「意識変革」はしない
・「5%社員」の68%が常にギャップから考える
上記がAIで1万8000人分析してわかった、ずば抜けた結果を出す人の5原則。
私は、上記の「意識変革」はしないというのがどういうこと?と思いました。
「行動を変えるためには意識を変えないとダメだ!」とよく聞くからです。
しかし、実際は
「意識が変わらないと行動を変えられない」というのは間違い
なんです。5%社員はそれを知っている。
意識を変えて行動するのではなく、
行動を変えることによって、意識が変わる。
行動をしてみたら変化が起きたことを自覚し、「行動を起こすことに価値がある」という意識に変わる。
そうやって行動を継続していくと、
行動変容が習慣に変わる。
意識せずに行動を変えようとしていくのが正解なんです。
つまり、意識を変える前に行動する。
組織全員が「働き方改革が必要」と意識が変わるまで待っていたら、いつまでたっても働き方改革なんか実現しません。
まず行動を起こして、そのあとに意識が変わることを知っている人は、初動が早く、率先して新たなことに挑戦していく。
・フィードバックはプレゼントと同じ
作業が期日までに終わったことに対して満足し、充実感を得るのは95%社員。
苦労して作成した資料がどのような成果を生んだのかを確認するのが5%社員。
顧客向けの提案書であれば、契約を結べたかどうか。結べなかったら理由を聞く。結べたとしてもその理由を聞く。社内で共有した資料であれば、それが他のメンバーにどれだけ閲覧され、どのように活用されたかを確認する。
この作成後の追跡と振り返りがないと、苦労して作成した資料が成功だったのかどうか、そしてそれに時間をかけたことが正しかったのかどうかがわからない。
もしうまくいかなければ、資料の提出先からフィードバックを得て、次の資料作成に活かす。
5%社員は、成功したケースでも、改善点を聞き出そうとする。
「何でも良いので改善するべきポイントを教えてください」と食い下がる。
5%社員は「フィードバック=ダメ出し」ではなく、
「フィードバック=プレゼント」と考えている。
・「5%社員」は作業中、
1時間に1回以上の休憩・進捗確認をする
思い違いや自己満足をやめるために、目的と進捗を確認する時間をとっている。
・「なぜ?」が起点となる
デザイン思考のアプローチを行っている
デザイン思考とは、ビジネス専門家、エンジニア、デザイナーが三位一体となって進めているプロジェクトの型。なかでもメンバー間のコミュニケーションを「5%社員」は重視している。
アイデア出しは質ではなく量で。
心理的安全性を確保して言いたいことを言える状況にする。
その上で何が問題か、問題の本質は何か、根本的に解決する策は何か、といった活発な意見交換を行う。
複雑な問題をシンプルに考える。解決すべき課題の本質を的確につかむ。
問題解決の定番の書↓↓おススメです。
デザイン思考については↓この本がおススメです。
問題の本質を見極める力をつけたいなら、↓この本がおススメです。
「5%社員」は、問題が起きたとき、本当の問題は何か?を見つけることからスタートする。何が問題発生の原因なのかを特定する。
そのような問題なのか、なぜ起こったのかと掘り下げていく。
そこから仮設を立てて、どれが有力な原因かを検証するために最低限の情報収集を行い、どこに根本的な原因があるのかを突き止める。
根本原因がわかれば、その解決計画を立てる。対処方法、再発防止策を立てて実行していく。
問題が発生したとき、すぐに見えるところから解決しようとしてはいけない。
上記の(手書きで汚くてごめんなさい!)ステップで最短距離で問題を解決する。
・「5%社員」は、自分でコントロールしにくい
「相手からの承認」に依存することなく、自分が成長することを目指している。
相手にどう評価されるかではなく、自分の目指すべき姿にどれくらい近づいたかを重要視する。
・成功する唯一の方法は、たくさんの失敗をすること
もちろん致命的な失敗をしないように最低限の準備をする。
外部の変化に対応していくには、新しいことに挑戦していくしかない。
挑戦には必ずデメリットが含まれている。そこも理解した上で挑戦する。
「デメリットをどうやって潰すか」ということよりも、メリットを享受することの意義をしっかりと腹落ちさせて、その上で行動に出る。
・「5%社員」は再現性を重視する
再現性を重視しているので、失敗してしまうパターンを知っておき、大事な時には失敗を避ける方法やリスクを最小限にする方法を知っておく。
意図的に失敗を犯してみることで、失敗すると実際にどうなるかを体験する。
本質的な価値とは、
なぜそれがうまくいったのか?その構造やプロセスを解き明かし、再現できること。
・トップ「5%社員」がよく使う発言は
「いいね」
「そうだね」
「さすがだね」
「賛成、さらにこれをやろう」
「どうだね、でもさらにこうすれば良いね」
「そうしたら、〇〇しよう!」
ダ行の代わりに、サ行を使う。
ダ行→「だけど、どうしても、でも、ですから、どうも申し訳ありません・・・」
「今いいですか?」
「それはできません」
↑必ず「5%社員」がうまく使っている発言。
「こういう話をしたいんですが、来週の木曜日に、
1時間程時間をくださいませんか?」なんて言わない、そんなメールもしない。
・ツァイガルニク効果を使う
新たな挑戦が大好きな「5%社員」は、金曜日に改善タスクを出した時点でワクワクしている。
そして、それを抽出しても、まだ行動には移さない。改善タスクを出すまでで止めて、月曜から実際の改善行動をする。
「続きはWEBで」の効果を使っている。
・「5%社員」がよく使っている
タスク管理アプリトップ5
①Trello
②Google Keep
③Asana
④Microsoft To Do
⑤Todo Cloud
私は④Microsoft To Doを使っています!
PCのソフトやOutlookと連携できて超便利です。
・「5%社員」の効率的なインプット術
①Googleアラートを利用率が高い。英語も設定している。
②新聞各紙ではなく、NewsPicksを読む
③RSSをビジネスチャットで受ける
④専門書だけではなく、洋書も読む
⑤シンクタンクのレポートを定期チェック
①はやってるけど、英語は・・・ハードルが高いのでスルー。
②はやってます!以前ご紹介しました。
③は新たな気づき!早速私も実践!
④は私にはハードルが高いので今はスルー。
⑤も実践してみようと思いました。
長々と書いてしまいましたが、全ては自身の市場価値を上げるため。
著者曰く、
この読書の目的は「知ること」ではなく、「行動すること」。
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