ビジネス書 自己啓発本 「本当に役立つ本」 紹介 !

年間300冊以上好きで読んでいますので、アウトプットしようと決意。できるだけ質のいい、活かせる情報を。

「残業しないチーム」と「残業だらけチーム」の習慣 石川 和男

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あの 握りしめたら握り返してくる小さな手は、すぐに大きくなり親から離れていく。


仕事に忙殺されていると、いつの間にか、子供は成長し、今度は子供に構ってもらえなくなる。著者のような後悔をしないためにも、仕事の生産性を上げて
「残業ゼロ」に。

そのために役立つ案が50個ものっています。
すぐにできるものから実践していき、今の会社でも効果があった本です。
このおかげで子供との貴重な時間を増やすことができました。

残業しないチームと残業だらけチームの習慣

 

・事務所も机もPCも、頭の中までゴチャゴチャ。探し物が多い!

・うちのチームは遅くまで残業する人と速く帰る人に分かれている!

・会議が長い、結論が出ない、雑談が多い!

・たくさん仕事をしているのに、なぜか残業してしまう!

・部下に覇気がない、やる気がない、新入社員の気持ちがわからない!

このような悩みってありますよね。

特に管理職をしていると仕事量のバランス? 能力の差?
なんでこんなに残業が多いの?
どうして多い人と少ない人と分かれてしまうの?

日々悩まされます。

 

そんな悩みを解決する50項目の習慣
がわかりやすく書かれている本です。50個も多いよ~と私も思いましたので、
目次を見て気になったところだけ読んで実践してみました。
すると驚くほど効果が出たので紹介させていただきます。
(残業代目当てでダラダラ残っている部下にも頭を抱えていましたが、この本でうまく対応することができました。残業しないと給料が少ないし家計に響く~という事情も理解しつつ、納得させる方法ですね)

 

著者は現在、5つの仕事をしています。建設会社の総務経理、大学講師、セミナー講師、コンサルタント、そして税理士。建設会社は月曜日から金曜日までの朝8時30分から夕方5時まで。その他の仕事は平日の夜や土曜日にされています。
またプライベートでは、友人との飲み会や遊びに出かけ、家族とカラオケに行って、家ではDVDを観るなど、人生を楽しく過ごしています。

ここまで仕事が多いとメインの建設会社の仕事を定時で終わらせなければなりません。そこであらゆる時間管理の書籍やセミナーで勉強・研究し、見事に残業ゼロにして仕事を効率化した著者だから書けた本です。

 

 

以下ポイントとして

・残業しないチームは書類をすぐに捨て、
  残業だらけチームは書類を大事にする。

 

「1年基準」を採用する。

1年間、目を通すことのなかった書類を捨てる。

 

これだけでかなりの書類は削減されます。
貸借対照表でも、1年以内にお金に換わる資産は「流動資産」に、1年を超えてお金に換わる資産は「固定資産」に表示される。

さらに書類を減らすには、片っ端からスキャンしてPDFファイルに換え、ペーパーレス化する。

段ボールに入れるときは、6面のうち、下の面を除く5面すべてにタイトルを書く。

 

・残業しないチームは時間で分け、
  残業だらけチームは種類で分ける。

 

徹底的に整理して残った書類は封筒に入れ、書類名と作成日時(保管日時)を記入して時間順に並べる。

なぜなら人は「どこに」という場所分類よりも、「いつ」という時間分類のほうが記憶に残るといわれているから。

 

(おー、これはまさに野口悠紀雄氏の超整理法!)

「超」整理法―情報検索と発想の新システム (中公新書)

 

 

 ・残業しないチームは退社時間を申告し、
  残業だらけチームは申告しない。

 

残業が多いチームは何時までに帰るという意識が弱く、残業してしまう。

残業しないチームは、朝礼で社員が何時に帰るかを自己申告する。

しかし、自己申告制を導入するだけでは、仕事を家に持ち帰る人も出てくる。

 

だから、退社時間とともに今日行う仕事の内容もいっしょに申告する
仕事内容も一緒に申告することは、今日は何を行っているのかを知ることにも役立つ。

 

適正な仕事量を指示しないリーダーにも問題がある。だから退社時間を仕事内容を申告させるのが良い。

 

 

・残業しないチームはサッカーを好み、

  残業だらけチームは野球を好む。

 

 残業だらけチームの働き方は、野球の試合に似ている。定時に帰るという制限時間を設けていないため、成果(勝利)が出るまで仕事(試合)を続ける。

今日の業務が終わったら仕事が終わりというように、時間に関係なく業務を中心に考えていてはダメ。

定時後の予定を入れることで、残業しないで帰るための仕事と時間をやりくりする方法を考えるようになる。

 

一流の経営者ほど、ジムに通ったり水泳やジョギングをしたりして健康に気を使っている。

意図的にプライベートをスケジュールに組み入れることによって、時間までに仕事が終わるような仕組みを作っている。

 

残業だらけチームは、「仕事は何時間かかってでも完璧に仕上げるのが基本」と考え、定時までに終わらせる気持ちは二の次。

残業しないチームは、「就業時間内で最高のパフォーマンスを発揮して、仕事を終わらせるのが基本だ」と考えている。

 

 

・残業しないチームは重要な2割の仕事を優先し、

  残業だらけチームはその他8割を優先する

 

ヴィルフレド・パレートが提唱した「20対80の法則」。

(みなさんもビジネス書で一度は耳にしたことがあるフレーズだと思います。)

↓これも参考になります↓

www.xn--yckc3dwa2860e.jp

 

自分にしかできない重要かつ緊急な2割の仕事に集中することで、仕事も滞りなく行えるようになる。

重要と緊急との2軸で考えるのは「7つの習慣」でもおなじみです!

→→→ 完訳 7つの習慣 人格主義の回復

 

 

 ・残業しないチームはまず考え、

  残業だらけチームはまず行動する。

 

正しい判断を行い、行動のスピードを速めて、初めて「決断力がある」と言える。

その決断をしたことによるメリットとデメリットを、できるだけ多く紙に書きだしていくのが良い。

 

頭の中で考えるのではなく、アウトプットすることで問題の所在が整理でき、より正しい決断力ができるようになる。

↓↓まさに京大式 DEEP THINKING !↓↓

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・残業しないチームはふり返り、

  残業だらけチームは突っ走る。

 

朝立てた予定が計画通りに行われたか、1日の終わりに振り返り、検証する。

ふり返りをするチームは時間に対する意識が高まる。

 

残業時間を大幅に削減した著者のチームでは、日々のチェックは各個人に任せていた。但し、毎週月曜日のミーティングで、前週に削減した仕事あるいは時間短縮に成功した事例、逆に失敗談などを発表する機会を設けた。

 

前週に新しい仕事を始めた場合は、何か減らせるものはないかの検討も行う。
仕事がひとつ増えたら、ひとつ減らせないか考える。

 

 

・残業しないチームは残業しないと決め、

  残業だらけチームは定時で帰ることを諦める。

 

「定時に終わるわけがない」と思い込んでいるメンバーがいるとしたら、その考え方からまず改革しなければならない。

 

ただし、「6時に帰る」ことが目的ではなく、「生産性を下げないで残業せずに帰る」ことが目的。

 

「残業が悪い」のではなく、
「定時で帰ることを諦めて残業していることが悪い」。

 

残業しないで帰るためにできることは何か?をチームとしてメンバーを巻き込んで、その方法を考えていく必要がある。

 

仕事も6時までに終わらせなさいという「締め切り」があれば、自分で方法を考え、チームを巻き込んででも、なんとか終わらせる努力をする。

 

「定時に帰る」という絶対的期限が、意識的にせよ無意識にせよ、生産性の高い仕事、つまり優先順位の高い仕事から片づけていく習慣を作る。

 

まずは「残業しない」と決めて、「どうやったら時間内に仕事が終わるのか」をメンバーと一緒に考える。

 

 

・残業しないチームはソウレンホウ、

  残業だらけチームはホウレンソウもできない。

 

残業しないチームは、
「報告 → 連絡 → 相談」 ではなく、
「相談 → 連絡 → 報告」。

 

やり終えた仕事の報告が先だと、指示した仕事と方向性が違っている場合があるから。

「相談 → 連絡 → 報告」順序に変えるだけで、ムダな仕事をしなくて済む。

 

メンバーには「提案型」の相談をするように指導する。

 

 

・残業しないチームは嫌われる勇気があり、

  残業だらけチームは言う気がない。

 

 残業しないチームは、
問題点を上司や外部に指摘することができる。

 

相手のことばかり慮(おもんぱか)って、忖度して言わないでいると、どんどん自分のチームにシワよせがくることがある。

 

超売れているこの本を読んでいる方なら、大いに賛同される内容が本書には書かれています。自分の課題と相手の課題を明確にする。勇気をもって指摘する。

 

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

 ↑↑これは絶対読んでおくと得する本です!↑↑

 

 

・残業しないチームは「すぐやる」といわず

   残業だらけチームは「すぐやる」と言う。

 

「すぐやります」は、実は ”危険な言葉”。理由は以下3つ。

①そんなに急ぐ必要のない仕事まで早くやろうとしてしま

→リーダーは何でも「なるはや(なるべく早く)」と言ってはいけない。

②仕事をためすぎてしまう

目上の人や先輩からの依頼だと、断りづらいのが現状。リーダーのフォローが必要。

③中断時間が発生する

メールは確認する時間を決める。しょっちゅうチェックしない。

メールに限らず、重要な仕事に集中しているときに割り込み仕事が入ってきてしまうと集中力が切れる。

 

チームの許容範囲を超えて引き受けたら、仕事の量が増え、抱えきれない仕事をこなすために残業しなくてはならない。

 

残業しないチームは、依頼された仕事ができるかどうか判断してから受ける。

 

 

 ・残業しないチームはリーダーが弱く

  残業だらけチームはリーダーが強い。

 

 「過去のリーダーの仕事は『命じること』だが、未来のリーダーの仕事は『聞くこと』が重要になる。」

ピーター・ドラッカーの言葉。

 

まずはリーダーが変わること。

それが全体を動かす重要な要素。

残業しないチームは弱いリーダー。その本当の意味は、
自分の失敗を認め、腹を見せて「助けてほしい」と部下にお願いすることができるリーダー。

この「弱さを見せる」ことができる者こそが、「真の強さ」を持つリーダーである。

 

 

・残業しないチームは団体戦を好み、

  残業だらけチームは個人戦を好む。

 

残業しているリーダーは、「部下に仕事を任せない」ことが多い。自分で抱え込む。

 

部下を一人前に育てることもリーダーの重要な仕事。

部下に仕事を任せ、教えることは手間がかかる。しかし、部下がその仕事をできるようになることでチームも活性化し、リーダー自身も一歩上の業務に集中できる。

 

仕事を任せられない部下は、たまに与えられた1時間で終わるような仕事を、2時間も3時間もかけて行うようになる。

何もやることがないと、時間は途方もなく長く感じ、苦痛でしかないから。

だから仕事を部下に任せる必要がある。

今は少数精鋭の時代。

 

 

・残業しないチームは適当で

  残業だらけチームは完璧主義。

 

この仕事は最重要事項で完璧に仕上げなければならない というのは別。

大部分の仕事はスピードが求められる。

全体像のわかるような資料を簡易的に作って
意見を出し合う。そのほうが効率的。

早くていいものができる。

 

一番のマイナスは、指摘を恐れて完璧になるまで部下が持ってこない環境にしてしまうこと。

 

スピードを重視するリーダーは、規則を破って適当にやればいいというのではなく、規則を変えられないかを常に考えている。柔軟な思考(適当)で、今まで慣例だけで作っていた書類なども廃止していく。

 

 

 

・残業しないチームはリーダーが北風、

  残業だらけチームはリーダーが太陽。

 

残業削減という観点から言うと、リーダーは北風型のほうが良い。

太陽型のリーダーは、仕事を指示するときに「あの仕事が終わってからでいいよ」、「できるだけ早くね」というように、仕事自体に時間的制約を設けない。

部下も与えられた仕事を完璧にこなすために、何時間かかってでも仕上げようとする。結果、期待に応えようとして残業する。

 

限られた時間の中で最高のパフォーマンスを出すことを指示する。

 

太陽型のリーダーから北風型のリーダーに変わると、部下も大変。
しかし厳しい期限があるから仕事も速くなる。

 

残業までして出された完璧なレポートは褒めないと決める。

 

時間をかけてでも成果を出すチームではなく、限られた時間の中で成果を出すチームが、今後生き残れる強いチームである。

 

 

 著者は大学卒業後、建設会社の経理部に入社。しかし簿記の知識ゼロ。上司に叱られ、怒鳴られて過ごす。はじめて管理職になったときには、部下に仕事を任せられない、優先順位がつけられない、スケジュール管理ができない、ないない尽くしのダメ上司。そんな著者は時間管理やリーダー論のビジネス書を1年で100冊読み、仕事術関係のセミナーにも月1回受講し、実践して成果が出た仕事術、時間管理術、リーダー論をこの本に詰め込みました。著者の体験があるからこそ説得力のある一冊だと思います。

残業を本気でゼロにしたいと考えている方にはおすすめです!

 

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「残業しないチーム」と「残業だらけチーム」の習慣 石川 和男