ビジネス書 自己啓発本 「本当に役立つ本」 紹介 !

年間100冊以上好きで読んでいますので、アウトプットしようと決意。できるだけ質のいい、活かせる情報を。

世の中いろいろ変化していくけど結局何を学べば良いの? ➡ 環境適応能力を上げる方法 ➡「営業力100本ノック」  北澤 孝太郎

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最初は不思議で、ずっと謎でした。

なんで”バリバリの理系” 部長が「営業力の本?」
でも、読んで納得しました。


もちろん営業をされている方には非常に学びの多い「超良本」だと思います。
でもこの本を「営業の方だけが読む本」にしてしまうのは、 


  もったいない!


と思いました。
だから営業職でない私もおススメさせていただきます。

 

営業力100本ノック

営業力 100本ノック (日経文庫)

 

仕事をする上での心構えや、仕事との向き合い方、プロセスの改善方法、お客様との向き合い方、接し方、社内での振る舞い方や仕事の進め方、上司や部下とのうまい付き合い方などはもちろんのこと、

 

それ以上のことが学べました。

 

この本は、営業知識をイチから説明するような本ではないです。

また一般的な問題解決を扱った本でもないのです。

 

変化の激しい今のご時世に役立つ「環境の変化にどう対応するか」を考える力、

 

環境適応力の向上を意識して書かれています。

 

著者は東京工業大学大学院で、日本で初めて営業の授業を担当。

神戸大学経営学部卒業後、リクルートに入社。20年にわたり営業の最前線で活躍。2005年、日本テレコム(現ソフトバンク)に転身。執行役員法人営業本部長、音声事業本部長などを歴任。その後、モバイルコンビニ社長、丸善執行役員などを経て、現職。東京工業大学ではMBA科目の「営業戦略・組織」を担当。

 

(リクルート出身者と言えば、以前ご紹介した「最高の結果を出すKPIマネジメント」もおすすめです!)

 

 

 

この本はタイトル通り、100本のノック(問いかけ)で構成されています。

見開き1ページが1つのテーマになっています。

その問いかけの見出しで始まり、「なんでそれが必要なのか?」「自分には何ができて何ができないのか?」などを考える機会(チャンス!)をくれます。

 

私はこの本をノートのように使い、自分が思う「答え」や「気づき」を夢中で書きなぐりました。


(書くこと = アウトプット = 記憶に残る → 仕事で使える! ですね♪)

 

もちろん1項目ずつじっくり読んでノックを受けてもいいですが、目次を見て気になるところだけを読むのも大有りです。私は最初から最後までざっと読みながら、

 

これ、いいね! なるほど!!

 

と思ったところに「線を引いたり、コメントを書いたり、ページの角を折ったり」して、そこだけ見返すようにしています(^^♪

 

初めに書いた「尊敬する”バリバリの理系”部長も同じことをしていた」ので、ちょっとマネしました。ちょっとじゃないかも。。。
(できる人や成功者のマネをすることが一番の近道♪♪ですね)

 

ポイントとして、

 

・「人はどうやって成長するか知っていますか?」

失敗を続けている途中でやめてしまうと、残るのは敗北感だけ。
成長は、がんばって結果を出した瞬間に一番実感できる。


「成長=機会×結果」

結果を出す時に大切なことは、決して自分だけでやろうとしないこと。

つまり、助けてもらえるところは大いに助けてもらい、マネをすればいいところは大いにマネをすべき。

 

人はよく、大事なところを人に聞くと力がつかない・・・と思いがち。

しかし、あなたが自分の実力より少し高いことに挑戦しているときは、そんなこと考えなくてもいい。全くといっていいほど。


自分の実力より高いもので結果を出そうとしているのです。

ほしいものは結果です。

 

過程はすべてすっ飛ばしてでも

結果が出るのであれば、結果を出してください。

 

 

・「思い」を深くした人は、強くなれる

修羅場を乗り越えた人は一皮むける。
やったほしいのは、「なぜこの修羅場を乗り越えられたのかを考えること」

ほとんどの人は、自分の過去の経験からくる直感で判断したと思います。だからこそ、少し考えると、その直感を引き出せたのは過去にこんな「経験」をしたからだということに気づく。そうすると多くを「経験する」ことは有意義なことだと気づく。


何か今までに経験したことがない機会に直面したとき、できるだけそれをやってみようとなる。と、同時に、1つひとつの経験を大切にするようになる。

 

 

・あなたはなぜ変われないのか?

人は利益から得る満足度より、同じだけの損失からくる苦しみの方が大きいと判断してしまう傾向があるから。

 

現状維持バイアス(先入観)があるから。

 

そんな自分を変えたいのなら、「習慣」に働きかけるしかない。
習慣に働きかけない限り、すぐに元に戻ってしまう。

 


一流になりたければ、一流の人がやっていることを自分の習慣にするのが一番はやい。
自分も一流の人格になり、運命も開けていく。

 

 

著者はリクルートを皮切りに、長年、営業リーダーとして最前線で活躍してきました。現在は東京工業大学大学院での講義や、研修、コンサルティングなどで、小手先のノウハウではない営業の本質を伝えている。

 

少しだけポイントをご紹介しましたが、まさに営業職でないビジネスマンにもバイブル的な本になると感じて頂けたと思います。

 

若手社員の方はもちろん、営業力を再強化した方も もちろん、

「自分が何をしたいのか」「どんな職場にしたいのか」といった

 

自分の「思い」の大切さ


を改めてじっくり教えてくれる本です。やる気や元気もでて読むたびに前向きになれるノックがたくさんあります。ぜひ読んでいただきたいです。

 

 

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