ビジネス書 自己啓発本 「本当に役立つ本」 紹介 !

年間100冊以上好きで読んでいますので、アウトプットしようと決意。できるだけ質のいい、活かせる情報を。

「世界一やさしい 問題解決の授業」  渡辺健介

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47万部も売れているという実はすごい本」なのです。

本屋にいくと、問題解決スキルに関する本はたくさんありますが、タイトル通り、ここまでやさしく書かれたものは無いかもしれません。たぶん中学生でもわかると思います。しかし!!やさしいからといって、内容が薄いわけではありません。

 

マッキンゼー系やロジカルシンキング系の本に必ず載っている、
ミッシーや仮説思考、2軸(マトリックス)思考、意思決定ツール
など
が、ストーリー仕立てで書かれていて(著者もマッキンゼー出身)、考える方法や考えるときに使うツールが超わかりやすく書かれています。
問題解決に関する本を読むのなら、まず1番にこれを読むことをおススメします!
また社会人になったお子さんへの贈り物に最適です。
私も社会人なりたての頃にこの本に出合いたかった!と心から思いました。

問題解決の授業

問題の本質(いちばん重要な問題)は何なの?解決するためにどんな方法があるかな?その方法を具体的な行動にしていくには、どうしたらいい?行動が正しかったかどうか調べるにはどうする?など、問題解決力のある人は、そういったことを自分にあったツールで考えて、答えを出して、行動にうつす。”考えて” 答えを出すから、正解の行動をとることが多いし、間違った行動だったとしても、大きくはずれていない。そんな考え方を身につけたい、考えるためのツールを学びたい、しかも「できるだけわかりやすい本で!」という方には本当にぴったりな本です。ぜひ読んでいただきたいです。

 

著者はイェール大学卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニー東京オフィスに入社。2003年ハーバード・ビジネススクールへ入学し、2005年に卒業。同年、マッキンゼー・アンド・カンパニー ニューヨークオフィスへ移籍。(まさにロジカルシンキングと問題解決のプロの経歴だ・・・。)同社を退社後、デルタスタジオを設立し、現在に至ります。

 

著者はマッキンゼーで問題解決の手法を学んで、「これが ”考える” ということなのか!なんで もっと早く教えてくれなかったんだろう」と強く思った と本書で書いています。だから、なるべく多くの人にこの思考法を伝えたいと思い、この本を書かれました。だから、この本は社会人だけでなく、勉強や部活、文化祭や日常生活などでも問題を抱える学生にもわかるように、実践できるように書かれています。

 

↓こちらも一緒におススメです!↓

 

 

ポイントとして、
1限目では、自分で問題を解決することのできる人を「問題解決キッズ」と名付け、それはどのような人なのか、問題解決の流れはどのようなものなのかを、一通り説明しています。(本文引用)
(「分解の木」という手法を学んで、使って、だんだんミッシーになってきます!)

 

 

2限目では、中学生バンド「キノコ ラバーズ」が、より多くの人にコンサートに来てもらうためにはどうすれば良いか?を、問題解決の手法を使って解く例を紹介しています。(本文引用)
(分解の木などを使って、問題の原因としてありえるものを洗い出したり、その原因の仮説を立てる方法を学んだり、どんな分析をするか考えたり、2軸で分析したり・・・どんどんマッキンゼーっぽくなってきます。でもスゴクわかりやすいし、話が面白いです。)

 

 

3限目では、CGアニメの映画監督になることを夢見るタロー君が、まずパソコンを手に入れるために、具体的な目標を立て、達成する方法を考え出す例を紹介しています。(本文引用)

目標をまず設定し目標と現状のギャップを明確にする。そして、選択肢を幅広く洗い出してから、選択肢を絞り込んで仮説を立てる・・・仮説に沿って情報を集めてデータを分析する。さて、どうやってするのでしょうか?


ストーリーは面白くてかわいいのに、内容は本格的です。で、説明は超やさしい。

 

↓↓↓この本で問題解決が本当に仕事で役立つ!!

そう実感された方はこの本もおススメです↓↓↓

「問題解決プロフェッショナル 思考と技術」 齋藤 嘉則 - ビジネス書 自己啓発本 「本当に役立つ本」 紹介 !

 

著者が「あとがき」に書いているのですが
「問題解決能力は1度本を読んだだけで身に付くものではありません。『理解できること』 と 『使いこなせること』 の間には多大なギャップがあります。実際にさまざまな問題に会って、あきらめずに何度もチャレンジすることで、少しずつ身についていくのです。」と。
まさにその通りだと思います。私もこの本は、仕事で何か問題が起こって、解決できずに悩んだときに読み返しています。必要そうなところだけチョロっと。
すると「あっ、そうそう、まずこの情報を書き出してから考えないと!」 と何回も授業を受けています(笑)。

ロジカルシンキングや仮説思考をこれから学ぼうと思っている方、また一度学んだけど復習しようかなと思っているかた、一度学ぼうと本を買ったりしたけど、結局最後まで読んでないや・・・と思っている方には本当にピッタリだと思います。ページ数も100ページほどなので、すぐに読めてしまします。だからこそ、何回も問題に直面して悩んだときに読み返して長期記憶にすることをおススメします。本当に役立つ自己啓発本です。ぜひ!

 

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